2代目 1ZVTB型(1992年-1997年)
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1992年9月、1993年モデルとして販売を開始する。モデルチェンジによってGEプラットフォームを採用し、マツダ・MX-6と姉妹車の関係となった。エンジンはマツダ製2.5L V6 DOHCと2L直4DOHCを採用し、グレード構成はV6エンジン搭載の「GT」、直4エンジン搭載の「SE」「GL」の3つからなる。全グレードで5速MTと4速ATの選択が可能だが、日本で正規販売が行われたのは「GT」の4速ATのみ。 ボディサイズは初代よりも拡大されたが、ラップアラウンドウィンドウやリアハッチゲート、およびリトラクタブル・ヘッドライトなど初代のイメージはそのままに、よりグラマラスなデザインが施されたことが特徴で、「GT」のバンパーは他グレードと異なるデザインのものを採用した。なお、このモデルでも日本・欧州・豪州等で販売が行われ、デビュー年の1993年には、アメリカの自動車雑誌『モータートレンド』の主催するカー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。 1995年には、「GT」をベースにサンルーフ、本革シート、クルーズコントロールなどを装備した特別仕様車「GTリミテッド」を発売。また、1996年には同じく「GT」ベースの「GTS」が設定されている。 日本では米国とほぼ同時期に輸入販売が開始される。当初は左ハンドル仕様のみが設定されていたが、1994年6月に右ハンドル仕様を追加。なお、MX-6に採用された4WSは採用されていないが、「ナチュラル4WS」と呼ばれるトーコントロールシステムを装備した。 1997年3月に販売終了。 ヨーロッパ仕様GT・後期型フロント ヨーロッパ仕様GT・後期型リア アメリカ仕様GT・後期型 アメリカ仕様・後期型リア アメリカ仕様SE
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