風の松原とは? わかりやすく解説

風の松原

秋田県能代市

●よく聞ける時期
1年通じて聞ける市街地喧騒聞こえない早朝おすすめ

●よく聞けるところ
風の松原全域市街地東側)に近いほど黒松樹齢古く視覚聴覚通して重厚な松籟楽しめる

寄りみち
夕陽ライン美しい日本海岸を走る五能線乗って五所川原弘前へ出る旅もいい。日本海突き出た男鹿半島めぐりもある。山寄りマタギ故郷ブナ原生林白神山地一見したい。

 能代市街地をやさしく包み込んでいる黒松の「風の松原」は、秋田県北西部位置する能代海岸砂防林愛称である。その規模南北14キロわたってつづく松林で、日本五大松原一つかぞえられている。

 日本海から吹きつける潮風北西風)と飛砂に背を向けて同じように傾く松林は、砂防林役目十分に果たすとともに四季折々散策くつろぎの場、憩いの場として、市民生活と深い関わり持っている

 黒松吹き抜ける風に々がいっせいにざわめき風の音の音が渾然一体となって松籟」という音風景をつくりだす季節、場所、樹齢によって微妙に違う松籟はまさに千変万化である。風の松原

アクセス

列車JR五能線能代駅から徒歩25分(タクシーで5分)、またはJR奥羽本線東能代駅からタクシー20分。
マイカー秋田市から国道7号北上する。または東北自動車道十和田ICから国道103号7号能代へ。

問合わせ先
能代市生活環境環境課・秋田県能代市上町−3、0185・52・2111


風の松原

300年前から植栽続け、現在700といわれる黒松生育している。松葉や土、潮のかおりが感じられる朝夕ジョギング散策環境学習の場、キノコ採取など、地元住民の生活関わりが深い。各種団体による自主的な清掃活動加え平成13年3月には「風の松原に守られる人々の会」が中心となり、監視パトロールガイドなどの活動が行われている。
 
所在地 秋田県能代市
かおりの源 松葉、土、潮
季節 春から秋

風の松原


風の松原

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/26 13:50 UTC 版)

風の松原(かぜのまつばら)とは、秋田県能代市海岸に面した約700万本のクロマツによる海岸防災林のことである[1]。760haの全域が保安林に指定されており、砂防林防砂林防潮林防風林などの複合的機能を持つ。保健保安林でもあり、林内には、サイクリングコースやジョギングコースが設けられ市民の憩いの場にもなっている。


  1. ^ 風に学んで(能代海岸防災林の造成の記録) 東北森林管理局米代西部森林管理署 (2021年11月29日閲覧)
  2. ^ ふるさと小紀行[能代市・はまなす展望台]地域を一望、憩いの場|秋田魁新報電子版(2017年8月4日閲覧)
  3. ^ a b 砂防林の古今|北羽新報(2021年11月29日閲覧)
  4. ^ a b 大野泰宏「能代の街を飛砂から守る海岸防災林造成事業(風の松原)(秋田県 能代市)」『水利科学』第59巻第6号、水利科学研究所、2016年、140-154頁、doi:10.20820/suirikagaku.59.6_140ISSN 0039-4858NAID 1300068367312021年11月29日閲覧 
  5. ^ 対策奏功、松くい虫被害減少 北羽新報(2021年11月29日閲覧)


「風の松原」の続きの解説一覧



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「風の松原」の関連用語

風の松原のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



風の松原のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
環境省環境省
Copyright © 2024 Kankyosho All rights reserved.
環境省環境省
Copyright © 2024 Kankyosho All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの風の松原 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS