部下候補
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 00:14 UTC 版)
「Apocripha/0」の記事における「部下候補」の解説
6人いるが、それぞれ2人ずつに因縁があり、1人を部下にすると因縁があるもう1人は自動的に敵方についてしまう。そのため3人しか部下にすることができない。 ルビイ=ジャクソン (Ruby=Jackson) 声 - 石川英郎 繁華街で用心棒を営む青年。赤い髪で瞳は紫色。怪しげな関西弁を喋り、外見は肉体派だが知力も高い。かつては義賊として名を馳せていた。名前の由来はルビー。 裕福な家庭に生まれたが、父が天使の女性と恋に落ちたため家は没落し、そのまま義賊となった。そのため天使を人一倍憎んでいる。自分の身体に傷をつけた異母兄弟のカロールを探している。 漫画版では用心棒というより、天使狩りを生業としているらしい描写がある。小説版ではアレクの部下となり、プラチナとの接点はないに等しい。 カロール=マルテル (Carrol=Martell) 声 - 保志総一朗 さびれた街(スラム)で暮らす青年。紫色の髪と瞳を持つ。一緒に暮らす子供たちには優しいが、外部の者には物騒な罠を仕掛けたり、容赦のない毒舌を浴びせたりする。名前の由来はカロール鉱。開発初期は「パール」という名前の眼鏡キャラだった。 実は魔人と天使の間に生まれたハーフ。父はルビイの実父、母は天界から落ちながらも奇跡的に精神崩壊を起こさなかった天使であった。しかし母は捨てられ、カロールは父の息子(異母兄弟)であるルビイへ復讐を図り、傷を負わせた。胸にかけた十字架はルビイから奪ったもので、ルビイの母の形見らしい。 漫画版、小説版共にプラチナの部下で、彼のために神に祈りをささげたり、彼のためなら手段を選ばないような描写がある。 ロード=クロサイト (Lhodo=Chrosite) 声 - 桑島法子 繁華街(色町)の「売れっ子」。亜麻色の髪に黄色っぽい瞳を持ち、赤いチャイナ服を身に纏う。金に異常な執着を示し、金のためならどんな悪事も厭わない。名前の由来はロードクロサイト。開発初期は「ローズ」という名前だった。 もとは男だったが、プラムを狩ろうとして逆に呪い(言霊)をかけられ、自分が手にかけた最愛の少女の姿となってしまった。呪いをかけられる前は筋骨隆々の大男だったらしい。 ゲーム版ではどちらかというと明るいキャラだが、漫画版では真面目で、「真実を見ないなら必要ない」とアレクの右目をつぶしてしまうなど、心の傷を抱えているような描写が多い。 プラム (Plum) 声 - 南央美 希少種族アプラサスの生き残り。ピンク色の髪に赤い瞳、大きな耳と尻尾を持つ。何事にも一生懸命だが、要領が悪くいつも損をしている。「肉球占い」などで明日の天気やラッキカラーを占うことができる。ゆうきの飼う犬がモデルで、開発初期は「キャッツアイ」という名前だった。 見た目は女の子だが実は男で、年少でもない。村が燃やされなかったらアプラサスの長になっていたと言っており、アプラサスの中でも高い地位にあったらしい。なお、六賢人のような二つ名は持たない(付けてもらう前に皆死んでしまった)。 漫画版ではアレクに近づき、双子を騙そうとする。小説版ではアレクの部下だが、プラチナに助けられた礼として共に堕天使と戦った。 ジル=ヒイラギ (Zil=Hiiragi) 声 - 菅原正志 森の奥深くで暮らす芸術家。金色の長髪の男。無口で必要最低限の事しか話さない。芸術家を自称するが、彼の作品は何が描いてあるのか、また何を作ったのか全く分からない。名前の由来はジルコニア。開発初期は「トルマリン」という名前だった。 かつては暗殺者だった。また、ベリルを「マスター」と呼んでおり、「青の賢者は従者とともに各地を渡り歩く」という伝承にある「従者」はジルのことと思われる。彼を部下にした場合、無愛想だが主人公を心配する描写が見られる。 漫画版ではベリルの部下として登場する。小説版ではアレクの部下となり、プラチナとの接点はないに等しい。 ベリル (Beryl) 声 - 山口勝平 疾風のように現れ、奇跡を起こしては姿を消す魔法使い。髪は青色で瞳は緑色。不老不死の伝説の賢者「青の賢者」ではないかとも言われるが、正体は謎に包まれている。酒を好み、大量に飲む。名前の由来は緑柱石。開発初期は「オニキス」という名前だった。 実は何百年も前に、天界から追放されたセレスを助けた魔人で、現在の奈落王である。助けた礼としてセレスから不老不死の力をもらった後、両親・兄弟・親友の命を奪ったアプラサスを滅ぼすようセレスに頼む。しばらく行動を共にしていたが、セレスの考えに恐怖を感じ、自分が滅ぼしたアプラサスと協力してセレスを封印した。その後は一人で各地を転々としながら、何百年も生きてきた。セレスにもらったロザリオを大事にしている。 漫画版では継承戦争の審判だと言いアレク達に近づく。またアレクをセレスそっくりに作ったのは、忘れたくなかったからとしている。小説版ではプラチナの部下となる。
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