部下・仲間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/29 01:49 UTC 版)
アシュラムが「支配の王錫」探索を行った際の一行には、闇の森の蛮族である戦士ギルラムとスメディ、ダークエルフの精霊使いアスタール、暗黒神の神官ガーベラ、黒の導師バグナードの弟子である魔術師グローダー、フレイム王国の戦神神殿の司祭ホッブなどが参加していた。生き残ったのはグローダーとホッブの2人である。 アスタールは、この中ではアシュラムとの付き合いが最も長く、ベルドの配下になる前のアシュラムが腹心オーエンに裏切られた際、命を救っている。カシューが率いる一行との戦いで命を落としたが、恩人であるアスタールの死はアシュラムに強い負い目を感じさせることになる。 グローダーは師バグナードから、「支配の王笏」ではなく別の祭器「魂の水晶球」を確保する密命を受けていたが、失敗したためバグナードから魔法を封じられてしまう。しかし探索行を続ける間にアシュラムへ心酔したグローダーは、以降バグナードと袂を分かち、魔法は失ったが賢者としてアシュラムの腹心になる。 ホッブはその後自由騎士パーンと行動を共にするが、マーモ帝国滅亡時のアシュラムとパーンの決闘後、パーンに促されて改めてアシュラムに従い、マーモを脱出する一行に加わった。 この他、ダークエルフの女性ピロテースはアシュラムと恋仲であるとも言われる。彼女はアスタールの妹で、探索に失敗し兄を無駄死にさせたとしてアシュラムを憎悪し、暗黒騎士団長を辞任していた時期のアシュラムの命を狙ったが、事情を知って矛を収めて傘下に入り、後に彼を愛するようになった。普通のダークエルフの寿命は1000年程度だが、闇の森のハイ・ダークエルフである彼女は無限の寿命を持つため、“漂流王”の玉座の傍らに侍し、“シェール”と名乗っていつまでも彼の目覚めを待ち望んでいる。
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