連続試合出場
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連続試合出場は、2006年の故障で記録が途切れるまで、NPBで1250試合、MLBで518試合(MLBでデビュー以来518試合連続出場は、日本人選手としては歴代1位)、日米通算1768試合を数えた。2005年には「本塁打より、むしろ連続試合出場」と話すなど、連続試合出場には並々ならぬこだわりを持ち、「遠いところからわざわざ来てくれるファンのために」という考えによって休養日にも代打や代走、守備交代でわずかな時間でも出場し、2006年の骨折まで記録を維持した。しかし、地元ニューヨークのメディアからは「記録より、疲れた時には休んだ方がチームのためになる」と、連続試合出場に懐疑的な声が上がったこともあり、監督のジョー・トーリも「連続試合出場記録を途切らせて悪者にはなりたくないからな」と発言したこともある。このように、連続試合出場に並々ならぬこだわりを持っていたが、2006年の骨折直後には、「心の中で怯える自分がいた」と記録がいつか途切れるかもしれないことに大きなプレッシャーを感じていたことを明かした。それと同時に、連続出場をサポートしてくれたトーリ監督に感謝の意を示した。
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連続試合出場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 20:47 UTC 版)
2004年9月6日の対ヤクルト戦から、2018年5月27日の対巨人戦(いずれも甲子園球場で代打に起用)まで、NPB歴代2位の公式戦1939試合連続出場を記録。その間には、2012年から2016年まで、NPB歴代4位(遊撃手としては歴代1位)の667試合連続フルイニング出場を記録した。このような記録を達成できるほど身体が強いイメージを持たれていることから、現役選手時代に連続試合フルイニング出場の世界記録を樹立した金本と同じく、「鉄人」とも称される。 ただし実際には、腰椎、肋骨、背骨、鼻骨を骨折するなど、多数の故障を経験。このような故障を押して出場を続けていることから、親しい選手や関係者からは、「痛みに強い」と評価されている。 鳥谷自身は、連続試合出場に対するモチベーションとして、「その日しか来られないファンもいるから出続ける」という金本の言葉や、欠場によってポジションを失いかねないことへの恐怖感を挙げており、また、「連続試合出場自体が野球へのモチベーションになっている」とも語っていた。 なお、NPB歴代1位の2215試合連続出場の記録保持者である衣笠祥雄が2018年4月22日に71歳で死去した直後には、「記録を意識したことはないが、毎年のキャンプなどで声を掛けていただいたことや、挨拶した時に話をしていただいたことはある」とのコメントを残した。しかし、およそ1か月後(5月29日)の対ソフトバンク戦への出場を見合わせたことによって、自身の連続試合出場記録を歴代2位の1939試合で終えた。 代打中心の起用へ移行した2019年には、慶応大学の学生時代に投手として東京六大学野球のリーグ戦で鳥谷と対戦していた田中大貴からの取材に対して、「僕は、1試合、1カード、1か月、1シーズンというトータルで(プレーを)見てもらった時に意味を為す選手で、日々(試合に)起用してもらってきたからこそ結果が出た。でも、『代打としての1打席や、1度の守備機会や走塁機会で結果を残すにはどうしたらいいか』『(代打要員としての)自分とどう向き合えばいいか』といった課題に対する答えはまだ出ていない。正直なところ、野球生活で初めて、『どうしたらいいのか分からない』という状況に陥っている」「これまでは(常時)試合に出ていたので、身体の状態を確認できた。また、(試合への出場を続けるにつれて)課題が生まれたので、試合前後の調整法や心の向け方を考えることもできた。今年(2019年)も身体は元気だが、『試合に(常時)出ない状況で自分(のコンディション)をどう整えるか』ということを考えると、毎日(の過ごし方)が難しい」と告白している。
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