話題作りと表彰とは? わかりやすく解説

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話題作りと表彰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 14:24 UTC 版)

たま (猫の駅長)」の記事における「話題作りと表彰」の解説

たま駅長就任話題多数テレビニュース新聞でも取り上げられ、たま駅長目当て乗客日本各地から和歌山電鐵乗車して貴志駅訪れるようにもなった。同時期にインターネット上で注目集めたねこ鍋」など話題となる多かったこともあって、テレビ番組雑誌など特集組まれることもあった。加えて、たまが両足をそろえると前脚模様ハート型に見え、これを見た幸せになれるというのも話題呼んださらには和歌山県を巡るパッケージツアー一部として「いちご電車」や「おもちゃ電車」と合わせてたま駅長訪問組み入れられるようにもなった。 当駅の乗降客数はたま駅長就任まで1日あたり700人だったのが就任直後2007年1月には約17%増加するなど、「たま駅長効果」は具体数値となって現れている。2007年ゴールデンウィーク間中には「いちご電車」とたま駅長効果もあってか、同社では前年同期比40%増の収入記録した関西大学大学院宮本勝浩教授は、2007年1月就任以来1年間でたま駅長による和歌山県への観光客増加などによる経済波及効果11億円に達したとする研究結果発表した。 このことから2007年春開業1周年記念式典にて同社から「スーパー駅長賞」が、2007年12月には両備グループにおける「トップランナー制度」に基づく「トップランナー賞・客招き部門」が贈られている。ちなみにトップランナー賞のご褒美猫じゃらしおもちゃ年末手当カニカマスライスである。さらには貴志川線の知名度乗客数売上を向上させたことから、たまは就任1周年2008年1月5日をもって駅長から「スーパー駅長」(課長職相当)に昇進した昇進に際して地元住民など約300人が集まって大々的式典執り行われ新たに青地に金の「S」が入った名札交付された。同年4月20日には閉鎖され出札窓口跡を利用して駅長室」が設置された。駅長室のデザインは「いちご電車」や九州新幹線用800系電車など鉄道車両施設デザインを手がけている水戸岡鋭治よる。 この一連の活動に対して和歌山電鐵にも、人と動物との共生のための活動行っているNPO法人Knots」から人と動物との共生尽力する企業贈られる2006年度りぶ・らぶ・あにまるず賞グランプリ」が贈られている。また2008年10月28日には和歌山県魅力全国発信した功績により、仁坂吉伸県知事から「和歌山県勲功爵」(貴志騎士号洒落)の称号贈られた。 日本国外からの観光客訪れたCNN初めとした日本国外メディアで取り上げられるなど、海外でも話題呼んでいる。 さらに2010年には駅長就任3周年祝し、また就任以来3年間における業績評価されたことから、たまは執行役員への昇進決まった2010年1月3日貴志駅において就任式開かれた役員報酬貴志駅新駅舎とされ、同社公式サイト内にある会社概要ページでは、実際に執行役員として役員一覧名を連ねている。 2010年8月4日には、開業以来旧駅舎に変わってモチーフにした貴志駅新駅舎「たまミュージアム貴志駅」が完成した檜皮葺屋根には猫耳と「TAMA」の飾り取り付けられている。 2011年1月5日駅長就任4周年記念式典において、小嶋社長いわく「たま駅長神業活躍に対して仁坂知事より「和歌山県観光招き大明神」の称号贈られた。同時に海外の客招きのために「国際招き担当役」も発令された。同年1月6日にはたまは常務執行役員昇進している。これは社長専務に次ぐナンバー3に当たる。 2013年1月5日駅長就任6周年記念式典で、和歌山電鉄ナンバー2社長代理出世した繰り返し訪れる熱心なファン多く売店内にはファンから贈られ写真など飾られている。中には愛知県瀬戸市招き猫メーカーから贈られた、たま駅長モデル作られ陶器製の招き猫もある。 2013年4月30日、たまの古希を祝うイベント開催された。高齢のため、同日から祝日を除く毎週火曜日水曜日木曜日のみの出勤(後に金曜日出勤日になる)になる。

※この「話題作りと表彰」の解説は、「たま (猫の駅長)」の解説の一部です。
「話題作りと表彰」を含む「たま (猫の駅長)」の記事については、「たま (猫の駅長)」の概要を参照ください。

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