いちご電車 (2271F)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 10:32 UTC 版)
「和歌山電鐵2270系電車」の記事における「いちご電車 (2271F)」の解説
リニューアル車第1弾「いちご電車」は、貴志駅周辺の特産品であるイチゴをモチーフに、白地に赤をアクセントとしたデザインとなっており、車両の内外にイチゴを車両の正面に見立てたシンボルマークや「苺」の漢字をアレンジしたシンボルマークが描かれている。車内ではシートにイチゴの柄が多数あしらわれており、床などには様々な種類の木材をふんだんに使用している。連結面付近にはカウンターが設けられ、イベント列車として用いる際に接客設備を設けることが出来るようになっている。このカウンターの周囲には、「いちご列車サポーター」としてリニューアル工事に際して支援や寄付を行った個人や団体の名前をプレートに書き込んでいる。この際には2006年7月からの2か月間で、2500件を超す個人や企業・団体から合わせて1100万円近い金額の応募があったというところからも地元の関心と期待の高さが伺える。 車内には地方鉄道再生のモデルケースとなりうる一連の取り組みを評価されて受賞した「第5回日本鉄道賞表彰選考委員会特別賞」の記念プレートが取り付けられている。 2271F いちご電車 いちご電車車内
※この「いちご電車 (2271F)」の解説は、「和歌山電鐵2270系電車」の解説の一部です。
「いちご電車 (2271F)」を含む「和歌山電鐵2270系電車」の記事については、「和歌山電鐵2270系電車」の概要を参照ください。
- いちご電車のページへのリンク