芸に関すること
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 23:50 UTC 版)
「神田伯山 (6代目)」の記事における「芸に関すること」の解説
高校2年生のときにラジオで偶然、6代目三遊亭圓生の御神酒徳利を聞き、感銘を受ける。 高校卒業後の浪人生時代に所沢市で行われた立川談志独演会の高座を見て、立川談志のファンになる。以降、談志の追っかけとなり、のちに講談師になることにした。 大学時代、6代目神田伯龍の『村井長庵・雨夜の裏田圃』を聞き、衝撃を受ける。 神田松鯉に入門を認めて貰えるよう、大師匠である2代目神田山陽の命日の10月30日に入門志願をした。 入門した2007年11月に末廣亭で「神田松之丞」と命名された。「赤穂義士伝」をこよなく愛する師匠・松鯉が、重要登場人物大石主税の幼名にちなんでつけたものだという。 最初に師匠を付けてもらったネタは『三方ヶ原軍記』。覚えるのに2か月ほどかかったが、次に教わった『鉢の木』は寝食も忘れ没頭し、1週間で覚えた。その際、師匠の松鯉から「お前は将来名人になる」と言われたという。 師匠方の着物が畳めないなど、前座仕事には向いていなかったという。 一話完結の「端物」と呼ばれる読み物よりも、連続物を重視している。これは師匠の神田松鯉の考え方を受け継いだものであるという。 松之丞時代は「事務所に入っていいことなんて一つもない」という考えから特定の芸能事務所には所属しておらず、自らがスケジュール管理を行っていた。 落語芸術協会の二つ目11人で結成されたユニット「成金」に、講談師としては唯一所属している。 プロレスを好む。プロレスを扱った新作講談『グレーゾーン』を創作し、演じていた。2021年1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会でCS生中継で副音声ゲスト。そこの話で、かつての実況アナ、古舘伊知郎とは遠縁だと語った。 趣味は落語を聞くこと。 2020年2月11日から始まった真打昇進並びに伯山襲名披露興行の際には前日(10日)の深夜から新宿末廣亭前に長蛇の列ができ、明くる日の大初日の終演直後には緞帳が降りてからも観客からの拍手が一向に鳴り止まず、その場にいた春風亭昇太からの指示もあり寄席では史上初のカーテンコールが起きる事態となった。 新宿末廣亭での真打昇進襲名披露興行でのゲスト(高座+口上)は以下のとおり。 出演日ゲスト参考2月11日 毒蝮三太夫 黒紋付きで口上に並んだ。 2月12日 笑福亭鶴瓶 2月13日 三遊亭好楽 2月14日 6代目 三遊亭圓楽 落語芸術協会客員。 2月15日 爆笑問題(太田光・田中裕二) 二人とも黒紋付きで口上に並んだ。 2月16日 8代目 一龍斎貞山 翌2021年5月に死去したため、生前最後の末廣亭出演となった。 2月17日 高田文夫・松村邦洋 共に口上には並んでいない。この日口上に並んだのは三遊亭萬橘。 2月18日 桂文珍 2月19日 立川志らく 2月20日 6代目 桂文枝
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