羽山家
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羽山秋人(はやま あきと) 声 - 中崎達也 / 緒方恵美 神保小学校6年3組→神保中学校1年1組。紗南とは天敵兼マブダチ→彼氏(アニメ版では最後まで正式には付き合っていない)。1982年(アニメでは1984年)10月12日生まれ。天秤座。B型。母親が自分を産んですぐに亡くなったために母の顔を知らず、物心つく前から姉に「(母を殺した)悪魔の子」と散々な仕打ちを受け続けており、鬱屈したものを抱えている。無口で口が悪く、ぶっきらぼうで飄々としており、何を考えてるのか分からないような近寄りがたい雰囲気が持つが、紗南との交流で他者への思いやりも少し芽生え始める。腕っぷしが強く、キレた剛の抑え役。当初はかなりの不良生徒で、クラスの男子を扇動して教師をいびり、女子からは畏怖と怨恨の念を抱かれていた。紗南に刺激されて次第に心を開き、のちに恋心を抱く。前述の通り、母親の死がきっかけで姉に疎まれ、父とも距離を置いていたが、紗南の協力により家族仲は改善される。両親は元ヤンであり、秋人の不良気質に関しては遺伝もあることがうかがえる。直澄からの挑発と校長の勧めにより、空手を始める。寿司と恐竜が好き。紗南との真ん中バースデイをしたときにプレゼントされた恐竜を部屋に大切に飾っている。紗南が映画の長期ロケに行った間に、風花と付き合うが破局し、のちに紗南と付き合う。停学処分を受けているが原作とアニメでは理由が異なる(原作では千石先生を殴ったこと、アニメではゲームセンターで他校の生徒とトラブルを起こしたこと)。原作では小森に右腕を刺され、麻痺の後遺症が残る。 『Deep Clear』では、鍼灸マッサージ師兼空手指導者になっている。23歳で紗南と結婚。26歳のときに紗南が妊娠・出産。自身の出生時に母親を失ったことについて姉に執拗に刷り込まれたことから、出産について「恐ろしい、危険」という印象を抱いており、紗南を愛するがゆえに失う恐怖から出産に頑なに反対し別居していた。 小学生時代に社会科見学で都庁を訪問しているときに、紗南のファーストキスを奪った。 羽山冬騎(はやま ふゆき) 声 - 松山鷹志 / 小室正幸 夏美・秋人の父親。B型。有名コンピューター会社に勤務している。当初は家族とすれ違う生活を送っていたが、のちに子供たちの理解者となる。現在でこそやや常識人だが、昔は停学処分を受けるほどの素行不良だったという。エラが張っていて痩せている。作中では一度過労で血を吐いて倒れた。愛妻家のようで、今でも妻の写真を持ち歩いている模様。 羽山夏美(はやま なつみ) 声 - 岡村明美 / 根谷美智子 秋人より3歳上の姉。B型。悪い人物ではないが、癇癪持ちで根に持ちやすい性格。母親が秋人を産んですぐ亡くなったことを引きずっており、秋人を「(母を殺した)悪魔の子」と逆恨み的に忌み嫌い、彼の人格形成に影響を及ぼしていくこととなった。のちに紗南の協力もあり、自身の行いを反省する。親子関係や姉弟の仲も徐々に改善していき、以降は秋人と喧嘩になるシーンは無い。頭脳明晰で、国立大付属高校に合格し、通うことになる。 アニメ版では彼女をメインにした回が作られた。その話では西川(声 - 柏倉つとむ)という高校の先輩と付き合うが、彼の実態に失望し、ビンタを食らわせて別れを切り出す。 羽山小春(はやま こはる) 声 - 南央美 夏美・秋人の母親。命日は10月12日。なかなかの美人で、夫とともに昔はワルだったらしく、言葉遣いがやや乱暴(アニメ版ではワルではない)。生まれつき病弱らしく、どことなく紗南に似ている。 羽山紗里(はやま さり) 秋人と紗南の娘。見た目は父親に似ている。
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