經堂とは? わかりやすく解説

きょう‐どう〔キヤウダウ〕【経堂】

読み方:きょうどう

寺院で、経典納めておく建物経蔵(きょうぞう)。


園城寺一切経蔵(経堂)

重要文化財のほかの用語一覧
近世以前(寺院):  国分寺金堂  国分寺金堂  國前寺  園城寺一切経蔵  園城寺唐院  園城寺塔婆  園城寺大門

経堂

読み方:キョウドウ(kyoudou)

正称 福昌寺

宗派 曹洞宗

所在 東京都世田谷区

本尊 釈迦如来

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

経堂

読み方:キョウドウ(kyoudou)

所在 東京都世田谷区


経堂

読み方:キョウドウ(kyoudou)

所在 富山県富山市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

経堂

読み方:キョウドウ(kyoudou)

所在 東京都(小田急電鉄小田原線)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

経堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/16 02:19 UTC 版)

経堂
経堂駅南口
経堂
経堂の位置
北緯35度39分5.54秒 東経139度38分11.27秒 / 北緯35.6515389度 東経139.6364639度 / 35.6515389; 139.6364639
日本
都道府県 東京都
特別区 世田谷区
面積
 • 合計 0.996 km2
人口
2019年令和元年)9月1日時点)[1]
 • 合計 19,469人
 • 密度 20,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
156-0052[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 世田谷

経堂(きょうどう)は、東京都世田谷区の町名の一つ。現行の行政地名は経堂一丁目から五丁目[4]郵便番号は156-0052[2]

地理

世田谷区の中央部に位置し、北に桜上水、北から東にかけて宮坂、南に桜丘、西に船橋と接する。小田急小田原線経堂駅を中心に商店街が形成されている。

路地が細いうえに一方通行が多いため、自動車がここを通り抜けする際の難所となっており、とりわけタクシー運転手を中心に「経堂迷路」と呼ばれている[5]

河川

  • 烏山川:概ね南東へ流れているが、現在は暗渠化され烏山川緑道[6]となっている。

地価

住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、経堂4-24-2の地点で54万5000円/m2となっている[7]

歴史

江戸時代武蔵国荏原郡経堂在家村と呼ばれていた。

1932年昭和7年)に行なわれた東京市の35区への拡大に伴い世田谷区が成立した際に経堂町となり、1967年(昭和42年)の住居表示で現在の形となった。

地名の由来

経堂駅南口にある仏教寺院経堂山福昌寺に由来するとされ、 かつて経塚が祀られていた、寺にゆかりがある人物が持っていた書物を近隣住民が経本と思い、境内の御堂を「経堂」と呼んだ[8]京都風の御堂が「京堂」と呼ばれ、転じて経堂になった等の諸説がある。

世帯数と人口

経堂赤堤通り団地

2019年令和元年)9月1日時点の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯 人口
経堂一丁目 2,666世帯 4,253人
経堂二丁目 1,958世帯 3,226人
経堂三丁目 1,843世帯 3,268人
経堂四丁目 2,494世帯 4,451人
経堂五丁目 2,341世帯 4,271人
11,302世帯 19,469人

小・中学校の学区

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[9]

丁目 番地 小学校 中学校
経堂一丁目 1番2号、16~18号
1番20号以降
8番2号、18号以降
9番2号、16〜17号
9番21号
世田谷区立世田谷小学校 世田谷区立桜木中学校
その他 世田谷区立桜丘小学校 世田谷区立桜丘中学校
経堂二丁目 全域 世田谷区立経堂小学校 世田谷区立緑丘中学校
経堂三丁目 全域
経堂四丁目 全域 世田谷区立桜丘小学校 世田谷区立桜丘中学校
経堂五丁目 全域

交通

鉄道

鉄道は、東西に小田急小田原線が通っており、最寄駅は以下の通りである。

  • 経堂駅:町域の東端、一丁目と二丁目の境にある。
  • 千歳船橋駅:所在地は船橋だが駅の東側は経堂四丁目に入っており、四丁目と五丁目の西部はこちらのほうが近い。

バス

道路

道路は、北端を以下の都道が走るが、狭隘路であり、一方通行区間もある。

  • 都道118号調布経堂停車場線:経堂二丁目と宮坂三丁目の境を北西から南東へ走り、経堂駅で終わる。別名「すずらん通り」。
  • 都道423号渋谷経堂線:経堂一丁目と宮坂二丁目の境を東西に走り、経堂駅で終わる。経堂の域内は300m程度である。

その他の道路では、南部を城山通りが東西に走っている。また、経堂駅から南へ向う道路は農大通りと呼ばれ、桜丘にある東京農業大学への通学路となっている。

出身・ゆかりのある人物

  • 鈴木善幸(政治家):元首相。自宅が経堂にあった。
  • 植草甚一(文筆家):自宅が経堂にあった。
  • 海音寺潮五郎(小説家):自宅が経堂にあり、死後は海音寺潮五郎記念館となっていたが現在は閉館した。
  • 遠藤常久(実業家):安田工業社長。住所が経堂[10]。作家遠藤周作の父。
  • 山田涼介(アイドル・Hey! Say! JUMPメンバー)2023年9月19日に配信された自身の個人チャンネル【Leoの遊び場】内のYouTube配信にて、「経堂が出生地」との発言があった。

施設

一丁目

二丁目

三丁目

  • 世田谷区立経堂地区会館
    • 別館
  • 石仏公園
  • 日本放送協会(NHK)経堂寮
  • 経堂けやき公園
  • 山谷稲荷神社

四丁目

五丁目

経堂テラスガーデン

経堂テラスガーデンとは、経堂コルティから、「経堂スポーツクラブビル」や、賃貸マンション「リージア経堂テラスガーデン」などを、緑豊かな散歩道「グリーンプロムナード」で結んだ美しい景観のエリアである。 自然との共生に配慮し、周辺環境や緑と調和した街並み作りを図っている。 経堂テラスガーデンの中核を成すのが経堂コルティである[11]

なお、経堂コルティ以外のエリアの住所は経堂ではなく宮坂三丁目である。

経堂テラスガーデン

関連項目

参考文献

  • 人事興信所編『人事興信録 第14版 上』人事興信所、1943年
  • 犯罪事件研究倶楽部『日本凶悪犯罪大全』文庫ぎんが堂、2011年

脚注

  1. ^ a b c 世田谷区の町丁別人口と世帯数”. 世田谷区 (2019年9月3日). 2019年9月29日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月27日閲覧。
  4. ^ 世田谷地域:経堂地区 経堂1~5丁目 世田谷区役所ホームページ(2023年7月2日閲覧)
  5. ^ 大都会の巨大迷路を抜け出せ! 右折だけで目的地へ辿りつけるか!? 日本テレビ ザ!鉄腕!DASH!! 2000年6月25日
  6. ^ 烏山川緑道 世田谷区役所ホームページ(2023年7月2日閲覧)
  7. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  8. ^ 【ぷらっとTOKYO】「経堂」憩いの屋上庭園と緑道 下野新聞SOON 2023年6月5日配信の共同通信記事(2023年7月2日閲覧)。『産経新聞』朝刊2023年6月26日東京面も同一記事を掲載。
  9. ^ 通学区域”. 世田谷区 (2018年4月1日). 2019年9月29日閲覧。
  10. ^ 『人事興信録 第14版 上』エ25頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年11月29日閲覧。
  11. ^ 経堂コルティについて

経堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 14:32 UTC 版)

勝興寺」の記事における「経堂」の解説

1805年文化2年建立

※この「経堂」の解説は、「勝興寺」の解説の一部です。
「経堂」を含む「勝興寺」の記事については、「勝興寺」の概要を参照ください。


経堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/29 03:57 UTC 版)

帰一寺」の記事における「経堂」の解説

正宗国師著書叢毒蘂』(けいそうどくずい)によると、帰一寺輪蔵納まる経堂の建立大石七郎左衛門により発願され、大沢依田家がその意志継ぎ享保2年1717年)に完成したとされている。また、同書によると、この堂に安置されている弁財天聖徳太子の作とある。

※この「経堂」の解説は、「帰一寺」の解説の一部です。
「経堂」を含む「帰一寺」の記事については、「帰一寺」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「經堂」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「經堂」の関連用語

經堂のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



經堂のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
文化庁文化庁
Copyright (c) 1997-2024 The Agency for Cultural Affairs, All Rights Reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの経堂 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの勝興寺 (改訂履歴)、帰一寺 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS