終了直前の番組構成
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「mamiのRADIかるコミュニケーション」の記事における「終了直前の番組構成」の解説
番組は開始当時からお便りを郵送でしか扱っておらず、FAX(生放送を除く)やEメールでの募集は通常行っていなかったが、2007年10月14日放送分で郵政民営化によりポストや郵便局が遠くなったり体の不自由な人がパソコンからアクセスしたいという要望を受け、2007年11月4日放送分よりhertz@tokairadio.co.jp宛てのEメールでの受付も行うことになった。ハガキは各放送局の本社から東京支社に転送されて、そこからさらに収録スタジオのフラミンゴスタジオに届けられるため、ハガキを投函してから番組で読み上げられるのに2週間程度かかることがあった。このタイムラグの関係上、番組で取り上げられたお便りに対するリスナーからのレスポンスは、原則としてオンエアの翌々週以降に取り上げられた。 番組は小森の「ワン」(犬の鳴き声。矢尾時代は「ウー、ワン!」(犬の吠える声)、新年1回目の放送はその年の干支の鳴き声)の決まり文句で始まり、それに続いてリスナーからの小ネタ、通称「○○さんの今週のひと言」或いは「今週の独り言」の読み上げから始まる。 タイトルコールは「俺は、『北斗の拳』のケンシロウだ。708ある経絡秘孔のうち、mamiを突いた。お前はこれから、ずーっとこの放送を聴くことになる。お前はもう、聴いている」(2004年10月10日からは「mamiを突いた」が「mamiのRADIかるコミュニケーションを突いた」に変更され、「お前はこれから~聴くことになる」の部分が無くなった)という神谷明の声の後に小森の「mamiのRADIかる♪」という声が入り、テーマ曲の歌声によって「コミュニケーション」と続く。その後でパーソナリティ2人の自己紹介が行われるが、特に小森の自己紹介の前に「みんな一週間元気だったかな、いいこといっぱいあったかな?」と言うのが定例の決まり文句となっていた。 この神谷によるタイトルコールのナレーションは、同時期(1984年10月11日)にはじまった『北斗の拳』のアニメを元にしたもので、ケンシロウの声で行われている。当時、声優の指導をしていた小森の新番組ということでの友情出演だった。テーマ曲はスパンダー・バレエの楽曲「Communication」のリミックス・ヴァージョンで、番組開始当初から使用されていた。 番組内容はリスナーから様々な話題のハガキを募集し、それを紹介するのがメイン。大枠で「全国流行通信」というコーナーで、テーマ曲はGoon Squad(英語版)の「Eight Arms To Hold You(英語版)」。特に反響があった話題については、それ専用の特別コーナーが設けられる。本来の歌詞とは違って聞こえる曲や面白い聞き間違いを紹介する「空耳タイム」は、月に1度だったが人気があり定期コーナーと化した。最近では、馬の名前を付けてヤスのアドリブ実況により競争させる「RADIコミダービー」も月に1度の定期コーナーとなっている。 番組後半はヤスによるアニメ関連の話題で進行した(コーナータイトルは「アニメフォーカス」→「アニメ塾」→「アニメタイム」→「アニメールタイム」と移り変わっている)。かつてキングレコード(スターチャイルド)やラポートがスポンサーだった頃にはBGMにスターチャイルド関連の曲を流したり、ファンロード等ラポートが発行する雑誌や書籍等の宣伝が行われていたが、末期はそれらに必ずしもこだわらなかった。以上の経緯から、この番組をアニラジに分類する場合もある。 このコーナー前後辺りで「モエールの館」というコーナーが2007年4月開始。その後モエールちゃんが何らかの任務に出てしまい休業中。執事は「ピエール・ヤス」で、メイドは「ヘルツ・モエール」である。なお、表記の区切りに関しては公式な発表がないため不明。このコーナーではご主人様またはお嬢様の悩みに、モエールが答えるというものである。ちなみに小森やヤスは彼らについて別人扱いしているが、モエールが金魚が嫌いな描写を見せたため紛れもなく小森やヤス本人である。 番組ラストの人気コーナー「マミのキュンキュン」(1998年10月開始)では身の回りで起こった心に残ること(キュンときたこと)を紹介する他、多数寄せられるリスナーの悩みに小森が答えている。それに対するリスナーの反響が大きければ2週間後にリスナーの意見を発表することもあり、小森とリスナーが共にリスナーの悩みを解決しているといえよう。時に涙することもあり、多くの共感を得ているラジオらしいコーナー。これが番組が25年も長く続いた理由のひとつでもある。 最後にパーソナリティ二人の自己紹介と「こころもからだも元気でね」「バッハハーイ」の決まり文句で終わる。
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