第二ボランティア部関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 01:29 UTC 版)
「えむえむっ!」の記事における「第二ボランティア部関係者」の解説
砂戸 太郎(さど たろう) 声 - 鈴木千尋 / 福山潤 本作の主人公。桜守高校1年生。女性に冷たくされたり暴力を振るわれたりすると快感を覚えてしまうドM体質の持ち主。変態値は三万超(常人:5)。シホリ姫(後述)に告白すべくドM体質を治そうと、第二ボランティア部を訪れたが、治る気配は全くなく、むしろ荒療治で逆に悪化の一途を辿っている模様。弱々しくお人好しで穏やかな性格ではあるが、仲間想いで人のために一生懸命、体を張れる熱血漢の一面もある。いつも美緒に従順なドМかつ変態ぶりを発揮しているが、本当に言うべきだと思ったことは強く言う。 美緒、嵐子、ノアを始め複数の女性に好意を寄せられているが、相手が直接的な表現をするまでは全くきづかなかったというほどの鈍感である。自分に攻撃した者の性別を本能的に察知でき、相手が男性だった場合は例え女装をしていても喜ばない。女装(通称:タロ子)するとグラビアアイドル並みの美女になるが、本人は物凄く嫌がっている。美緒曰く「涙ぐむと守ってあげたくなるくらい可愛い」。 石動 美緒(いするぎ みお) 声 - 石黒千尋 / 竹達彩奈 本作のヒロインの一人。誕生日は12月25日。高校2年生で太郎の先輩。第二ボランティア部の部長。自称神様で、ちっぽけな人間の願いを叶えるために第二ボランティア部を創部したが、叶った例は少なく、依頼は滅多に来ない。 亜麻色の髪を持つ美少女で自身のファンクラブもある一方、非常に清々しい程に傲慢かつドS(本人は無自覚)な性格から、校内では迷惑がられているものの、強い指導力を持ち、物事に一生懸命取り組む努力家でもある。勉強は苦手だが、超人的な運動神経と戦闘力を持ち、喧嘩や戦闘になれば、大抵は相手を瞬殺できる。猫が苦手。 太郎のことは基本的に「ブタロウ」、たまに「太郎」とも呼ぶ。太郎と一緒にいるうちに、次第に彼への想いを募らせていくが、傲慢な性格から、好意を素直に表現することは少なく、暴力も相変わらずだった。それでも、徐々に意思表示をする機会が増え、後に太郎に告白したが、彼はすでに嵐子と付き合っていたため、「いつか太郎を奪ってやる」と宣言している。以来、恥ずかしがりながらも素直な意思表示をすることが増えている。 部員の中で最も背が低い。また、貧乳を気にしており、指摘されると激怒し相手をボコボコにする。 みちるを「みちる姉」と慕い、姉妹のように仲が良いが、まんまと口車に乗せられて度々コスプレさせられている。 結野 嵐子(ゆうの あらしこ) 声 - 堀江由衣 / 早見沙織 本作のヒロインの一人。太郎のクラスメイトで、彼のドM体質を目覚めさせた張本人。ぱっちりとした瞳に巨乳の美少女。基本的に気弱で大人しい性格だが、天然ボケでドジ。中学のころ、当時の恋人・吉岡からデートDVを受けたことから男性恐怖症となり、男性に触れられると無意識に殴る癖がある。その際の攻撃力が非常に高く、位置も顔面をもろに捉えることが多いため凄まじい威力を誇る。男性と関わることを恐れ、電車の時間をずらすなどして、わざと遅刻や欠席をしている。両親は離婚しており父親と一緒に暮らしているが、父親は外に作った女の下を泊まり歩いていることが多い。料理は苦手だが、整理整頓は得意。太郎が気になっている。5巻にて、自ら太郎に告白したが、この時彼は記憶喪失の状態であり、自分も殴る癖が治っていないため、記憶が戻り、記憶喪失の間のことを忘れたことが分かると「何でもない」と本心を隠し、その後も太郎の周りに集まる女性達の事が気になる模様。ノアとは不仲で、利害の一致がないと協力しない。 7巻で太郎に告白し、8巻の終盤から付き合い始めているが、美緒やノアが太郎に強い好意を寄せていることを知っていて、その点では警戒している。 鬼瓦 みちる(おにがわら みちる) 声 - 桑島法子 / 田中理恵 桜守高校の保健医。年齢不詳。無表情で関心のない人間への態度と対応は極度に冷たい。名字で呼ばれることを嫌っている。美少女にコスプレをさせて、それを撮影することが趣味で、そのアルバムも保有している。太郎が女装させられた時の写真も大事に保管している。教師ではあるが、美緒と嵐子のことは友達のようなものだと思っている。 他の教師や砂戸母姉の弱みを多く握っており、必要な時はそれをネタに脅し利用することもある。
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