第二フィリピン共和国の宣言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 05:18 UTC 版)
「フィリピン行政委員会」の記事における「第二フィリピン共和国の宣言」の解説
1943年10月14日、日本主導によるフィリピン第二共和国の樹立が宣言され、ホセ・ラウレルが大統領に宣誓された。 同日、新フィリピン共和国と日本政府との間で同盟条約が調印され、2日後の国会で批准された。 フィリピン共和国はすぐに日本に認められ、ドイツ、タイ、満州国、ビルマ、クロアチア、イタリアからも承認され、一方で中立のスペインは「挨拶」が送られた。 国民議会とローレル政権が可決した最初の法律は、1943年12月3日に、既存のすべての食品管理機関をその傘下にまとめた食品管理局を創設したことであった。日本が後援するフィリピン行政委員会を設立して作られた新政権は、戦争遂行を維持するために割り当てを優先した日本軍が残した日常的な食料を配分し、全国を苦しめている食糧不足をほとんど管理していなかった。
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