稼働中または計画中
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 21:05 UTC 版)
「太陽系外惑星探査プロジェクトの一覧」の記事における「稼働中または計画中」の解説
プロジェクト名状態発見個数注釈・リンクアングロ・オーストラリアン惑星探査 (AAPS) 稼働中 35 3.9mアングロ・オーストラリアン望遠鏡のUCLES分光器を使用した視線速度サーベイ。 自動惑星検出望遠鏡 (APF) 稼働中 1 リック天文台の 2.4 m 望遠鏡と専用の分光器からなる視線速度観測システム。別名 Rocky Planet Finder。 カール・セーガン研究所(英語版) 稼働中 0 コーネル大学が設置母体。 CARMENES 稼働中 5 カラーアルト天文台の 3.5 m 望遠鏡に設置された視線速度観測用可視光赤外線分光器。Calar Alto high-Resolution search for M dwarfs with Exoearths with Near-infrared and optical Échelle Spectrographs の略称。 CORALIE 稼働中 45 1.2 m レオンハルト・オイラー望遠鏡に設置された視線速度観測用分光器。 East-Asian Planet Search Network (EAPSNet) 稼働中 1 中国、日本、韓国の 2 m 級望遠鏡を用いたプロジェクト。 EPICS 計画中 (2025年) 欧州超大型望遠鏡に設置予定。 ESPRESSO 稼働中 VLTに設置された視線速度観測用の分光器。 EXPRES(英語版) 稼働中 ディスカバリーチャンネル望遠鏡に設置された分光器。EXtreme PREcision Spectrograph の略称。 FINDS Exo-Earths 稼働中 リック天文台の 3 m 望遠鏡に設置された分光器。Fiber-Optic Improved Next-Generation Doppler Search for Exo-Earths の略称。 ジェミニプラネットイメージャー (GPI) 稼働中 2 チリの 8.1 m 口径のジェミニ南望遠鏡に設置された撮像装置。 ジュネーブ太陽系外惑星探査 稼働中 ジュネーブ天文台が中心となって行っている複数の系外惑星探査プロジェクトの総称。HARPS や HARPS-N などを含む。 HARPS 稼働中 172 ラ・シヤ天文台の 3.6 m 望遠鏡に設置された視線速度観測用の分光器。 HARPS-N 稼働中 15 カナリア諸島・ロケ・デ・ロス・ムチャーチョス天文台の国立ガリレオ3.58 m 望遠鏡に設置された分光器。HAPRS と同様の装置を用いた北半球版のプロジェクト。 HATネット 稼働中 57 トランジット観測用小型望遠鏡のネットワーク HAT-South 稼働中 57 HATネットの南半球版。 HEK 稼働中 0 ケプラーによる観測データを元に系外衛星を探査するプロジェクト。系外衛星候補天体のケプラー1625b Iを報告している。 HiCIAO 稼働中 2 すばる望遠鏡に設置されたコロナグラフ HiCIAO (High-Contrast Coronographic Imager for Adaptive Optics、ハイチャオ) を使用。 HIRES 稼働中 162 ケック天文台の 10 m 望遠鏡に設置された分光器。High Resolution Echelle Spectrometer の略称。 HPF 稼働中 マクドナルド天文台ホビー・エバリー望遠鏡に設置された分光器で、系外惑星の観測を主目的とする。 KMTNet 稼働中 4 セロ・トロロ汎米天文台、南アフリカ天文台(英語版)、サイディング・スプリング天文台に設置された 1.6 m 望遠鏡を用いた重力マイクロレンズ法での探査。Korea Microlensing Telescope Network の略称。 LCES(英語版) 稼働中 1+ ケック天文台の 10 m 望遠鏡を使用。Lick–Carnegie Exoplanet Survey の略称。元は1987年にリック天文台でジェフリー・マーシーやポール・バトラーによって開始された系外惑星探査プロジェクトである。 マゼラン(英語版) 稼働中 9 6.5 m マゼラン望遠鏡を使用。 MARVELS 稼働中 0 スローン・デジタル・スカイサーベイ (SDSS) の SDSS-III の一環として行われている系外惑星探査プロジェクト。Multi-object APO Radial Velocity Exoplanet Large-area Survey の略称。 MASCARA 稼働中 1 ライデン大学が主導するトランジット惑星探査で、ロケ・デ・ロス・ムチャーチョス天文台とラ・シヤ天文台に設置された口径 2.4 cm カメラを使用。Multi-site All-Sky CAmeRA の略称。 MEarth 稼働中 3 赤色矮星を対象としたトランジット惑星探査。 MOA 稼働中 24 日本とニュージーランドの各研究機関による重力マイクロレンズ観測プロジェクト。 MINERVA(英語版) 稼働中 0 アリゾナ州のフレッド・ローレンス・ホイップル天文台にある複数の望遠鏡からなる系外惑星観測システム。MINiature Exoplanet Radial Velocity Array の略称。 MuSCAT 稼働中 岡山天体物理観測所1.88メートル望遠鏡に設置された撮像装置。惑星トランジットの観測などに用いられている。 MuSCAT2 稼働中 カナリア諸島テイデ天文台1.52メートル望遠鏡に設置された撮像装置で、MuSCATを元に開発された。既知の系外惑星候補が起こすトランジットを多色同時観測することを主な目的としている。 N2Kコンソーシアム(英語版) 稼働中 7 日本、アメリカ、チリの天文学者によるプロジェクト。ケック天文台、マゼラン望遠鏡、すばる望遠鏡などを使用。 NEID 稼働中 0 キットピーク国立天文台のWIYN 3.5m望遠鏡に設置された視線速度測定用の分光器。 NESSI(英語版) 稼働中 0 ニューメキシコ州のマグダレナ・リッジ天文台(英語版) 2.4 m 望遠鏡を使用。New Mexico Exoplanet Spectroscopic Survey Instrument の略称。 NGTS 稼働中 3 パラナル天文台の 20 cm 望遠鏡を使用したトランジット惑星サーベイ。Next-Generation Transit Survey の略称。 岡山惑星探査プログラム (OPSP) 稼働中 23 岡山天体物理観測所の 1.88 m 望遠鏡に設置された高分散エシェル分光器 (HIDES) を使用。 OGLE 稼働中 50 ワルシャワ大学が中心になっている重力マイクロレンズ観測プロジェクト。初期にはトランジット法による観測も行っていた。発見個数にはトランジット法による検出も含む。 プラネットハンターズ 稼働中 3 アマチュア天文家による、ケプラーのデータを用いた市民科学プロジェクト。ズーニバースも参照。 PARAS(英語版) 稼働中 0 インド・アーブー山の 1.2 m 望遠鏡を使用。インド物理学研究所 (PRL) が設置母体で、PRL Advanced Radial-velocity All-sky Search の略称。 PEST 稼働中 オーストラリアのパースに設置された惑星トランジット観測用の口径12インチ(30センチメートル)望遠鏡。他のプロジェクトが検出した惑星候補のフォローアップ観測に協力している。 Project 1640(英語版) 稼働中 0+ パロマー天文台のヘール望遠鏡に設置の分光器とコロナグラフを使用。 Qatar Exoplanet Survey (QES) 稼働中 5 ニューメキシコ州の小型望遠鏡を使用したトランジットサーベイ。 地球外知的生命体探査 (SETI) 稼働中 0 SETIの一環として、既知の系外惑星を対象に観測が行われている。 SOPHIE 稼働中 24 オート=プロヴァンス天文台の 1.93 m 望遠鏡に設置された分光器。Spectrographe pour l’Observation des Phénomènes des Intérieurs stellaires et des Exoplanètes の略称。ELODIE の後継に当たる。 SPHERE(英語版) 稼働中 0 VLTに設置された補償光学系とコロナグラフ。Spectro-Polarimetric High-contrast Exoplanet REsearch の略称。 SPECULOOS(英語版) 試験運用 - パラナル天文台の4基の 1 m 級望遠鏡からなるトランジット観測システム。Search for habitable Planets EClipsing ULtra-cOOl Stars の略称で、超低温矮星をターゲットとする。TRAPPIST の後継に当たる。 SPIRou 稼働中 0 マウナケア天文台群のカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡に設置された近赤外線分光器で、視線速度法による観測や惑星大気の観測を目的とする。この装置を用いた大規模サーベイとして SPIRou Legacy Survey (SLS) が行われる。 スーパーWASP (WASP) 稼働中 141 ロケ・デ・ロス・ムチャーチョス天文台と南アフリカ天文台(英語版)にある 20 cm 望遠鏡を使用した惑星トランジット観測ネットワーク。 Systemic(英語版) 稼働中 0 アマチュア天文家による探査プロジェクト。 TRAPPIST(英語版) 稼働中 7 リエージュ大学の研究者を中心とした 60 cm 望遠鏡を用いたトランジット法による探査プロジェクト。Transiting Planets and Planetesimals Small Telescope の略称。SPECULOOS のプロトタイプに当たる。 Veloce 稼働中 0 アングロ・オーストラリアン天文台3.9メートル望遠鏡にUCLESの後継として設置された分光器で、視線速度法による系外惑星の観測を主要な目的としている。 XOプロジェクト 稼働中 6 ハワイ州・マウイ島のハレアカラにある 20 cm 望遠鏡を使用した惑星トランジット観測プロジェクト。 ZIMPOL/CHEOPS(英語版) 稼働中 0 VLTの偏光撮像装置を使用。SPHERE のシステムの一部でもある。Zurich Imaging Polarimeter/CHaracterizing Exo-planets by Opto-infrared Polarimetry and Spectroscopy の略称。
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