Coralie
CORALIE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 06:51 UTC 版)
「レオンハルト・オイラー望遠鏡」の記事における「CORALIE」の解説
CORALIEは系外惑星をドップラー分光法で観測することを目的としたエシェル分光器であり、1998年4月に運用が始まった。オイラー望遠鏡はメルカトル望遠鏡とともに南天の太陽系外惑星を対象としたサーベイ "the Southern Sky extrasolar Planet search Programme" を行い、多くの惑星を発見している。CORALIEが発見した最初の惑星はグリーゼ86の周囲を15.8日周期で公転する木星型惑星グリーゼ86bである。CORALIEはまたスーパーWASPプロジェクトがトランジット法で発見した惑星候補の質量を測定するためにも頻繁に使われている。 フランスのオート=プロヴァンス天文台1.93メートル望遠鏡に設置されていたELODIE分光器は、CORALIEと類似している。CORALIEの波長分解能は3画素のサンプリングで R = 50,000 で、検出器は2k × 2k・画素ピッチ15マイクロメートルのCCDイメージセンサーを用いている。
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