白虎隊とは? わかりやすく解説

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びゃっこ‐たい〔ビヤクコ‐〕【白虎隊】

読み方:びゃっこたい

慶応4年18683月戊辰(ぼしん)戦争の際、会津藩167歳藩士子弟によって組織した少年決死隊官軍との戦い敗れて飯盛山まで後退したとき、若松城方角黒煙のあがるのを見て落城思い誤り20人が自刃した。

白虎隊の画像
会津若松市にある、白虎隊の墓

白虎隊


白虎隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 16:49 UTC 版)

白虎隊(びゃっこたい)は、日本幕末維新における戊辰戦争の一環である会津戦争に際して、会津藩が組織した、武家男子を集めた部隊である。中には志願して生年月日を改め15歳で出陣した者もいたほか、幼少組として13歳の少年も加わっていた。名称は、中国の伝説の神獣白虎」に由来する。他に玄武隊朱雀隊青龍隊、幼少隊などがある。


  1. ^ a b c d e f 【時を訪ねて 1868】白虎隊士、北へ(福島県会津若松市)少年らの義「忠君」に利用『北海道新聞』日曜朝刊別刷り2019年12月1日1-2面
  2. ^ ゲベール銃 会津物語 八重の物語 えにしの資料館(2020年11月15日閲覧)
  3. ^ みやぎ会津会 みやぎ会津会特別顧問飯沼一宇氏(飯沼貞吉の直孫より)2020年7月12日閲覧
  4. ^ 花見朔巳編『男爵山川先生伝』444-445頁
  5. ^ 『男爵山川先生伝』446-447頁
  6. ^ a b c 九頭見和夫「『ドイツ記念碑』と日新館の教育 -会津の中のドイツ- (PDF) 」『福島大学教育実践研究紀要』第13号、1988年、pp.25 - 35
  7. ^ 福家崇洋『日本ファシズム論争 大戦前夜の思想家たち』河出書房新社、2012年、46‐52頁。
  8. ^ 福島)戊辰戦争150年 会津に思いを寄せる「旧敵」朝日新聞デジタル(2018年1月25日)2020年11月15日閲覧
  9. ^ 会津藩・白虎隊の学び舎 > 白虎隊について 會津藩校 日新館(2020年11月15日閲覧)
  10. ^ 白虎隊記念館(2020年11月15日閲覧)
  11. ^ ドラマCD「彼岸獅子の入城」(追加情報あり)”. 萌えの桜. 2014年10月8日閲覧。
  12. ^ 朝日新聞』2018年1月23日記事:「明治150年」を強調



白虎隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 17:08 UTC 版)

携行食」の記事における「白虎隊」の解説

会津戦争では白虎隊の少年たち出陣するにあたって、彼らの母親たちは、少年たちがどうか生きのびるようにとの想い込めて携行食用意し彼らに持たせた。これは五郎兵衛飴だったと言われている。

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白虎隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 15:51 UTC 版)

飯沼貞吉」の記事における「白虎隊」の解説

白虎中二番隊出陣慶応4年8月22日、父の時衛は既に白河口に出陣、兄の源八18歳)も越後口の戦線出ていた為、母の文子から厳かな訓戒受けた。「いよいよ御前君公御為身命捧げる時が来ました。日頃父上よりの御訓えもあり、今日この家の門を出たならば、オメオメ生きて再び帰るような卑怯な振る舞いをしてはなりません。就いては武士の子として目出度い今日門出なれば、西郷お祖母さまにも御暇乞いをして来なさい」と、母より(母方の)祖母との面会許された。貞吉祖母西郷なほ子を訪ねはなむけ一首賜った重き軽き命と知れ知れ おその媼(おうな)のうへはおもはで 玉章たまずさ)という雅号を持つ歌人でもある母は、短冊一首したためた梓弓むかふ矢先はしげくとも ひきなかへしそ武士もののふ)の道 旧暦8月22日白虎中二番隊は戸ノ口原出撃。翌23日早朝四時頃、副隊長格の教導篠田三郎指揮の下で戦った敗走飯盛山至り、城に戻り戦うか、敵の側面付いて反撃するか等の議論の末、敵に生け捕られることを避けるべく一同自刃決意した貞吉も、皆に遅れじと咽喉脇差突き立てた死にきれずにいた。 彼を救出し介抱したのは微禄会津藩士・印出新蔵の妻ハツと言われている。ハツには貞吉と同じ年頃息子がおり、その子鉄砲持って家を出たまま帰らないので、心配して飯盛山に捜しに来たところ、まだ息のある貞吉見つけたという。その後医者求めて塩川辿り着き近江屋という醸造業を営む深田文内宅に匿われた。翌朝町医者三本住庵(みつもとじゅあん)が手当てしたが、夕刻には長岡藩軍医阿部宗達吉見雲台吉見乾海の父)が治療し一命をとり止めたその後新政府軍捕らわれ見込みがあるとして長州藩士楢崎頼三に引き取られる。頼三は彼を長門国現在の美祢市)へ連れて帰り、東厚保小杉庄屋高見家に預けて庇護したが、会津方に長州方に養育していることが知られる不都合生じるため、飯沼の母に生存のみを知らせ、自らの家族知人以外には存在秘匿した。当初飯沼何度自殺思い立ったが、ある日頼三に生き直すよう説き伏せられ勉学に励むようになったという。

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白虎隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:44 UTC 版)

ジャニーズJr.解散グループ (1990年以前)」の記事における「白虎隊」の解説

1975年ジャニーズ事務所が、雑誌『平凡』とのコラボレーションジャニーズJr.募集したその際合格者は「ジャニーズ・ジュニア第4期生」と呼ばれ、その中から選ばれた3人によって結成されバンドグループ1976年8月15日日本劇場行われた「ロックン・ロール・カーニバル」にて、『バイバイベイビー』という曲を唄って初お披露目その後同年8月24日 - 28日日本劇場第56回ウエスタン・カーニバル」で改め本格的にデビューした。 「ギャングス」の前身グループメンバー 事務所退社大野祥孝サイドギター長谷部徹ドラム岩崎富美雄(ベース

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