番組フォーマット
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番組フォーマット(ばんぐみフォーマット)とは、番組を構成する形式や進行方式などの枠組みを指す[1]。
狭義では後述の販売されるフォーマットの事を示す。
番組フォーマットの販売
直接番組自体を販売する番組販売形式とは異なり、販売元の放送局側は番組の企画やノウハウを提供し、購入する放送局側は、そのフォーマットに基づいて自国の制作スタッフや出演者で現地版を制作する形式である[2]。
元々は言語の違う国々が隣接している地域で多く用いられていたが[2]、『パワーレンジャー』や『アイアン・シェフ・アメリカ』のようにコンテンツの人気を理由に購入した例もある。
番組フォーマットを知的財産として法的に保護し、業界の紛争を仲裁することを目的とした国際的な業界団体として、FRAPA(Format Recognition and Protection Association)がある。
関連項目
- 番組販売
- フランチャイズ(→「シリーズ (作品)」、メディアフランチャイズ(メディアミックス))
- テレビ番組フォーマット
出典
- ^ 「フォーマット」著作権 テレビ番組の新たな販売形態として脚光 東亜日報日本語版 2007年7月29日、2017年8月30日閲覧。
- ^ a b バラエティー番組のノウハウを販売 市場はアジアから欧米へ 広告朝日 2012年12月4日
番組フォーマット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 23:01 UTC 版)
スカパー!(J SPORTS、TBSチャンネル、スカイ・エーを含む)制作の放送では、以下のような共通フォーマットを用いている。 番組内での試合の時間掲示は、公式記録に準じて90分通しで表示(後半は45分0秒からカウント)している。得点表示が前後半とも常にホームチームが左、アウェーチームが右で、チーム名の横にホームはH、アウェーはAの文字をその試合で着用しているユニフォームの色の四角で囲んだマークを表示している。また、2009年より得点表示の下にシュート数が表示されるようになった(J SPORTS・TBS制作では2012年より。番組制作側がリアルタイムで集計するため公式記録とは異なる場合がある)。2015年は開幕当初は、総シュート数から枠内シュート数の表示に変わったが、途中から従来の総シュート数に戻された。なお、枠内シュート数は中継中に適宜表示されている。 従前よりロスタイムを「アディショナルタイム」と表現している(実況者によっては「追加タイム」という場合がある)。 2010年からスカチャン向けのJ1リーグ中継の放送においては、ステレオ2方式による二重音声放送を開始している。主音声では従来どおりのアナウンサーらによる試合解説を送り、副音声ではスタジアムの現場音声(自然音)のみを放送するサービスである。但し、一部ケーブルテレビ局では実施していない場合がある。 J1の試合では、試合後に当日の解説者が両チームの監督にインタビューを行う。J2の試合では、ヒーローインタビューと同時に勝利監督のインタビュー(一部チームのみ)のみ行う。J SPORTS制作試合では2011年まで監督インタビューを行わなかった。2012年より行うようになったが、解説者ではなくアナウンサーがインタビューを行う。 ハーフタイムに「○○〔ここにホームチームのクラブ名が入る〕lab.〔ラボ〕(2013年まではホームクラブ応援コーナー)」がある。内容はクラブによってさまざまで、選手インタビューや、クラブのスタッフ、あるいはマッチスポンサーとなる企業・団体・自治体の関係者を当該ホームチームのサポータースタンドの前(会場によってはベンチ脇)に迎えてのインタビュー、その前後にクラブスポンサーのCMが30秒ずつ流れる(J SPORTS3・4における、同チャンネル制作の番組では応援コーナーは行わず、フィラーの前節ハイライト集を送っている)。 なお、TBSチャンネルではBS-TBS・地上波との共同放送を行う関係で2011年まではTBS側で独自の字幕を使用していたが、2012年からは上掲スカパー共通字幕を利用するほか、ホームクラブ応援コーナーも設けられるなど、TBS制作の番組でもスカパーの統一フォーマットをそのまま生かすことになった。また、2012年から開始するスカイ・エーについても、スカチャン・J SPORTSと同じ要領でJリーグから委託を受けた各放送局や映像制作会社の制作したものを使うため、必ずしも朝日放送やANN系列の放送局が担当するとは限らない(たまたま該当試合が朝日放送およびANNが担当するクラブの中継ということで、スカイ・エーで放送があるから担当するということではない)。
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