田宮虎彦とは? わかりやすく解説

たみや‐とらひこ【田宮虎彦】

読み方:たみやとらひこ

[1911〜1988小説家東京生まれ庶民的なヒューマニズム貫かれ多く作品書いた。作「足摺岬」「落城」「絵本」など。


田宮虎彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 04:33 UTC 版)

田宮 虎彦(たみや とらひこ、1911年8月5日 - 1988年4月9日)は、日本昭和期の小説家。『足摺岬』や『絵本』など希望の無い時代の孤独な知識人の暗い青春を描いた半自伝的作品や、弱者に対するしみじみとした愛情に支えられた独特のリアリズム小説を発表し、戦後高い評価を受けた。『落城』『霧の中』などの歴史物でも知られる。


  1. ^ 『第三高等学校一覧 昭和5年4月起昭和6年3月止』第三高等学校、1930年7月30日、145頁。NDLJP:1279095/81 
  2. ^ 『第三高等学校一覧 昭和8年4月起昭和9年3月止』第三高等学校、1933年6月30日、207(名簿)頁。NDLJP:1275339/191 
  3. ^ a b 『文士風狂録 ─青山光二が語る昭和の作家たち』大川渉 筑摩書房 (2005/12/1)p186-192
  4. ^ a b c d 『我、自殺者の名において : 戦後昭和の一〇四人』若一光司 徳間書店 1990 p258-260
  5. ^ 『愛と死について考える』田中澄江、PHP研究所, 1994
  6. ^ a b c 大川渉『文士風狂録』191-194頁
  7. ^ 岩井寛『作家の臨終・墓碑事典』(東京堂出版、1997年)202頁
  8. ^ 小田島雄志『半自伝 このままでいいのか、いけないのか』(白水社)P.84


「田宮虎彦」の続きの解説一覧



田宮虎彦と同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「田宮虎彦」の関連用語

田宮虎彦のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



田宮虎彦のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
株式会社思文閣株式会社思文閣
Copyright(c)2024 SHIBUNKAKU Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの田宮虎彦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS