田村俊子とは? わかりやすく解説

たむら‐としこ【田村俊子】

読み方:たむらとしこ

[1884〜1945小説家東京生まれ本名佐藤とし。幸田露伴師事し同門小説家田村松魚結婚男女相克世界官能的に描いた。作「あきらめ」「木乃伊(ミイラ)の口紅」など。

田村俊子の画像

田村俊子

作者瀬戸内寂聴

収載図書瀬戸内寂聴伝記小説集成 第1巻 田村俊子・ここ過ぎて
出版社文芸春秋
刊行年月1989.8

収載図書瀬戸内寂聴全集 2 長篇
出版社新潮社
刊行年月2001.3


田村俊子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/15 08:46 UTC 版)

田村 俊子 (たむら としこ、1884年明治17年)4月25日 - 1945年昭和20年)4月16日)は、日本小説家。別名、佐藤露英佐藤俊子、本名、佐藤とし。東京府東京市浅草区蔵前町(現在の東京都台東区蔵前)生れ[1]東京府立第一高等女学校卒業、日本女子大学校国文科中退[1]。代表作は『木乃伊(みいら)の口紅』、『炮烙(ほうらく)の刑』など。官能的な退廃美の世界を描き、人気を得た。没後、田村俊子賞が創設された[1]


  1. ^ a b c d e 江刺昭子・史の会編『時代を拓いた女たち 第2集』神奈川新聞社、2011年、142-143頁。ISBN 978-4-87645-475-4 
  2. ^ 「婦人と文学」宮本百合子
  3. ^ 日本女作家田村俊子的上海冒險” (中国語). 徐靜波 (2020年5月20日). 2020年5月20日閲覧。
  4. ^ 岩井寛『作家の臨終・墓碑事典』(東京堂出版、1997年)204頁


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