災害特別放送とは? わかりやすく解説

災害特別放送

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 23:57 UTC 版)

ニッポン放送番組一覧」の記事における「災害特別放送」の解説

これはNHKが行う「安否情報」と同一趣旨行われる特別編成。 東京首都圏震度5強以上の地震発生し大きな被害起きた場合通常編成の番組返上し災害特別番組移行するアナウンサー報道部デスク主導放送され、『ラジオライフラインネットワーク』『首都圏学校安否情報』『首都圏お勤め先安否情報』を含めて情報発信するもの(2011年9月1日あなたとハッピー!」より)。 もともと1964年新潟地震の際に新潟放送NHK放送された「尋ね人」という市民安否情報が大変有効であったことを受け、特に昼間人口の多い有楽町にあることから周辺勤務者の安否組織的に集約して放送するお勤め先安情報」を1978年開始その後災害時留守宅家族関心事学校行っている生徒児童たちの方が高いということわかったことから1981年に「学校安否情報」を開始したという経緯がある。 2019年からは『タクシー防災レポーター』『理容防災ネットワーク』も開始。 これが初め始動したのは2011年3月11日東日本大震災東北地方太平洋沖地震発生時である。 詳細ラジオで安心 ニッポン放送防災ナビ参照ラジオライフラインネットワーク ニッポン放送を含む、在京ラジオ局ライフライン情報共有するネットワーク3月11日9月1日は「ラジオ災害情報交差点」として訓練放送を行う。 首都圏学校安否情報 東京神奈川私立小学校中学校・高等学校と、国立大学付属小学校中学校特別支援学校等の生徒安否学校単位収集し随時放送対象となる学校サイト内に掲載もされている。 この情報に関して9月1日午前9時と午前10時に8分程度模擬放送行い夏期休業に入る前に各学校連絡される。 このネットワーク活かし毎年1月2月は『入試時間変更等緊急連絡放送』としても活用している。これは大雪地震などの自然災害により、東京神奈川私立中学高校入試日程変更という事態が発生した場合当日早朝各学校から報道部FAX入れてもらい、試験実施日の朝6時7時放送される生放送番組内で随時放送するもの。 首都圏お勤め先安否情報 東京都内27万人対象に、エリア12分けてビル単位協定結んでいる有楽町丸の内大手町新宿地区ビル地下街230件が対象)で情報収集し安否放送する対象となるビルサイト内に掲載もされている。 タクシー防災レポーター制度 災害発生時東京都内法人タクシー協力により、3637台のタクシー防災レポート車に乗車するドライバー周辺被災状況道路状況等を電話またはメール伝えてもらうシステム情報生放送での紹介だけでなく東京都地域防災計画に基づき東京都災害対策本部防災行政無線FAXで送ることとなっている。 この情報に関して9月1日ワイド番組内で8分程度模擬放送を行う。 理容防災ネットワーク 災害発生時都内理容店協力により、地元被災状況周辺の道路状況等をFAXまたはメール伝えてもらうシステム。こちらもエリアが7地区分けられている。 この情報に関して9月2日ワイド番組内で8分程度模擬放送を行う。

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