災害用トイレ(マンホールトイレ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 17:03 UTC 版)
「マンホールトイレ」の記事における「災害用トイレ(マンホールトイレ)」の解説
国土交通省は、公共下水道管路のマンホールの上に簡易トイレを乗せ、下水道管路を直接トイレとするマンホールトイレを一部で活用し始めたが、そもそもマンホールは公道の路上にあり、避難場所用途のトイレとして活用する為には様々な問題があった。こうした中、阪神・淡路大震災以降、神戸市等で避難場所にあらかじめ災害トイレとしてマンホールトイレを設置する様になってきた。国土交通省でも、こうした防災用の下水道直結型マンホールトイレの整備に補助金を出すようになっており、東京都などの大都市を中心に普及しつつある。 詳細は、下水道BCP策定マニュアル~第2版~(地震・津波編)-平成24年3月 国土交通省水管理・国土保全局下水道部-に記されている。一部転載すると、以下のようなものである。※詳細は下のリンクからダウンロード可能。また、2016年3月、国土交通省では、災害時に快適なトイレ環境を確保し、被災者の健康を守るため、被災者が“使いたい”と思えるマンホールトイレを整備するための配慮事項等をとりまとめた「マンホールトイレ整備・運用のためのガイドライン」を策定した。
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