標準ソフトウェアとは? わかりやすく解説

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標準ソフトウェア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 04:03 UTC 版)

X68000」の記事における「標準ソフトウェア」の解説

本体内蔵ROM容量512KB)には、CP/MのBDOSやMS-DOSIO.SYSMacintoshToolBoxなどに相当する基本入出力システムIOCS (Input Output Control System) を搭載、これを活用する標準添付オペレーティングシステムとしては、ハドソンSHARPMS-DOS参考開発したCUIベースHuman68k標準添付されていた。このHuman68kは、単にユーザインタフェースルック&フィールMS-DOS酷似しているだけではなくシステムコールファンクションMS-DOSとほぼ同等だった。 MC68000MPU特有の特権モードスーパーバイザモード)を生かし一部システム領域を、アプリケーションからのアクセスから保護する機能有していたため、アプリケーションエラー検出し実行停止させることもできたが、OSとして特権モードユーザーモード分離が十分でなく、その後システム復帰できるかどうかは運頼み側面もあった。 Human68k上で動作する独自のGUI取り入れた簡易的ウインドウシステムであるビジュアルシェルが付属していたが、後により洗練されたウインドウシステムであるSX-Windowによって置き換えられ標準添付となった言語としては、BASIC独自にC言語ライク構文表記拡張したX-BASICなども付属していた。X-BASIC作られプログラムC言語変換してコンパイルすることも可能である。 日本語入力ソフトとしてはASK68kというFEP添付されていた。同時代水準比較してその変換精度にはやや難があったが、細部に目を移せば、ローマ字かな変換モードで「X」1文字で「ん」を入力できるといった操作体系や、あらかじめ日本語処理意識して設計されキーボード上の専用キーとの親和性高かったX68000初代から日本語ワープロソフトwp.xが標準添付されていた。機能的にシンプルでやや安定性欠けていたものの、文書書いて印刷するための最低限機能備えており、動作も軽いほか、メモリが許す限りファイル同時に扱ったり、子プロセス立ち上げられたりなどもできた。 SX-Windowでは、Ver.3.0以降wp.xに代わりシャーペン.xというエディタ付属したシャーペン.x基本的にテキストエディタだが、各種フォント書体倶楽部などのZeit社製ベクトル/アウトラインフォントおよび書家流など一部シャープSX-Window用アプリケーショ同梱アウトラインフォント)に対応するなどSX-Window Ver.3.0拡張された機能フル生かすソフトとなっていた。また、多彩な表現力備えるだけではなくHuman68kのCOMMAND.Xに相当するコマンドシェルを「コンソールモードとして実装するなど、自在なカスタマイズ可能なものとなっていた。このシャーペン.xSX-Window環境標準添付あるいは市販されたものとしてはほぼ唯一のエディタ(後にフリーウェアとしてMuleなどが移植された)であり、他に選択肢無かったこともあり、SX-Window上であらゆる用途使用できるものとなっていた。

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標準ソフトウェア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 05:23 UTC 版)

Pocket PC」の記事における「標準ソフトウェア」の解説

Pocket PCには以下のマイクロソフト社製ソフトウェア標準インストールされている。他にもデバイスメーカー様々なソフトウェア付属させることが多い。 Pocket Outlook連絡先 予定表 受信トレイ 手書きメモ 仕事 Pocket Internet Explorer(WM5.0以降Internet Explorer MobilePocket Word(WM5.0以降Word MobilePocket Excel(WM5.0以降Excel MobileWindows Media Player(WM5.0以降Windows Media Player MobileMSN MessengerPPC2002以降搭載 6.0以降Windows Live Messengerボイスレコーダー ファイルエクスプローラ 電卓 ソリティア PicturesPPC2003以降Bubble BreakerPPC2003以降PowerPoint Mobile(WM5.0以降ActiveSyncPC連携用)

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標準ソフトウェア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 22:01 UTC 版)

Ubuntu Studio」の記事における「標準ソフトウェア」の解説

Ubuntu Studioは、マルチメディア編集目的としたソフトウェア多数標準インストールする。 11.04より、標準インストールされるソフトウェア選別ユーザの声を反映する取り組み開始された。その結果報告されなかったフォント編集DTP関連中心にいくつかのソフトウェア標準構成から外されることとなった。この取り組み今後続けられる方針であり、ユーザからの活発な報告期待されている。 以下に、Ubuntu Studio 11.04に標準インストールされるマルチメディア編集目的ソフトウェア列挙する。これら以外にも、Ubuntuにおいて標準インストールされるソフトウェアインストールすることが可能である。 ソフトウェア性質上、標準パッケージバグ含んでいる可能性がある。そのようなパッケージも、有志LaunchpadPPA (Personal Package Archive) で更新版配布している場合は、そちらを利用することができる。

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