ハーバリウム
植物標本館(BEL)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 14:46 UTC 版)
「アルスター博物館」の記事における「植物標本館(BEL)」の解説
当館の植物標本(BEL)の基盤となる標本類は主に4つの起源があり、ベルファスト自然史協会(英語版)(1821年設立)、1863年設立のベルファスト自然史野外活動会(Belfast Naturalists'Field Club)、ベルファスト美術博物館(1905年設立)の旧蔵品に加えて1968年にクイーンズ大学植物学部の植物標本館(BFT)から買い取った蒐集品で構成され、総点数は10万点超。1830年以前のアイルランドの植物相に関する資料はほとんど収蔵しないものの北アイルランドの標本はよく網羅され、世界各地で収集した標本は寄贈や交換、購入によって得たもので、藻類 、地衣類、菌類、コケやシダ植物、針葉樹から被子植物まで、植物界のすべての類が揃う 。 当館最古の標本は藻類であり、1798年にジョン・テンプルトンが採取したBatrachospermum moniliforme (BEL:F41)のほか、標本番号BEL:F42-F47の資料は1815年にドニゴール県の「沼地」でやはりテンプルトンが採取し収蔵時に誤ってThorea ramoissimaと識別され、1841年にハーベイが初めて公表した。
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