月光兄弟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 05:13 UTC 版)
「WORST (漫画)」の記事における「月光兄弟」の解説
長男・光信から四男・光法まで、それぞれ1歳違いの四兄弟。全員鳳仙の幹部で、キングジョーと光信の卒業後は、三男・光政を中心として鳳仙を支配した。実家は不動産会社「月光不動産」を経営している。光法の2歳下に光穂(みつほ)、3歳下に光希(みつき)という妹がいるという。 月本 光政(つきもと みつまさ) 月光兄弟の三男。花と同世代。兄弟の中では細身な体格だが、図抜けた戦闘力・統率力を持つため、2年に進級した後は光義の承認のもと鳳仙学園のトップとなった。 登場時は鳳仙1年トップとしての責任感や集団意識が足らず身勝手な行動が多く、鈴蘭との天狗の森での抗争において、その当時のトップであるキングジョー、さらに光信・光義からその自分勝手な行動を戒められ、花とのタイマンを阻止される。この抗争後にキングジョーに鳳仙を任されるも、月光兄弟という名だけでは下の者は付いて来ず、根回しで鳳仙を統一しようとしていた。しかしある日、寅に「ダサい政治家の票集めのようなことばかりしている」と一喝される。それにより、他の者達の前で敵わないと分かっていながらもキングジョーにタイマンを申し込み、完敗。その後、光政に付いた1年はたったの9人であった。しかしこの時に小野輝騎という大きな存在を得ることになり、1ヶ月で1年のほぼ全員を配下に治め、花と同じく、目標としていた鳳仙番長が事実上、確立された。 2年時に花とのタイマンを実現させており、この時は花のアッパーにより実質パンチ一発でKOされたのだが、実力はトップクラス。また、花の必殺のアッパーを受け、立ち上がっている唯一の人物。ちなみに、花とのタイマンには同じくらい気になる男だからという理由で、村田将五を立会人として呼んでいた。 天地軍団との抗争では光義・光法・真島・三浦・福助・ターボらが全滅したが、光政が小野・大谷・松尾を引き連れて天地軍団の幹部以外の兵隊を全滅させた。その直後に前園が光政を奇襲したが、ハイキックで返り討ちにした。しかし、三浦の裏切りがあったとはいえ、事実上、鳳仙学園が天地軍団に敗北を喫した。しかし光政が天地に与えた印象は強烈で、光政に辿り着かれた天地のみならず、大東・康明・ガガらが怖気づかれた。 その後、小野達と共に退学した三浦に光政が一人で粛清した。 東陽台高との抗争では、オットが奇襲され、孤立していた村越が単独で襲撃していたが、光政らが到着し、抗争は膠着。勝手な行動をした村越には光政が粛清した。 最近では公園、教室、屋上などでの昼寝、グラウンドでのバッティング、ゲームなどにハマっている。 萬侍七人会との6対6のタイマン戦では、2番手として金城會・會長の阿南芳樹を飛び膝蹴りで倒す。 1年の頃は弁髪のような奇抜な髪型をしていた。その後はトップの髪が生え始め、1年の終わり頃はその部分は金髪になり、2年になってからは長髪の金髪である。 月本 光信(つきもと みつのぶ) 月光兄弟の長男。キングジョーの同級生。ジョーに反目しているという噂があったが、実際は反抗の意志はなく、幹部としてジョーの下で鳳仙を取り仕切っていた。 鈴蘭との抗争では光義と共に舎弟を率いて軍司を倒したが、天狗の森での5対5タイマン決戦では九里虎にハイキック一発でKOされ、それが強烈なトラウマとなり、九里虎と相対するだけで失神するようになってしまった。 卒業後は家業を手伝っていたが、天地軍団の鳳仙侵攻に際して善明・内藤兄弟らに襲われ、重傷を負った。 月本 光義(つきもと みつよし) 月光兄弟の次男。三中出身。強面で左目を跨ぐように縦に走る大きな疵が特徴。喧嘩の腕はパワーでは光信を凌ぎ、鳳仙同学年ではナンバー1で、補佐に真島一也を置き、同学年を束ねる。大の2時間サスペンスドラマ好きで、家に数え切れない程にビデオをため込んでいる。 鈴蘭との抗争では、光信と共に軍司を奇襲。天狗の森では、ブッチャーとタイマンを張り、敗北。その後、頭はキングジョーから弟の光政へ移ったが、光義自身は喧嘩の腕も光政の方が勝っていることもあり、快く承諾。卒業まで光政を全面サポートしていた。天地軍団との抗争では正井、増成らを倒すが、善明、内藤兄弟に敗北した。 月本 光法(つきもと みつのり) 月光兄弟の四男。兄弟の中で一番体格が良い。同学年ではナンバー1。光政の為に自ら福助に頭を下げたこともあった。鈴蘭のツトムとは中学時代から因縁があり、4度もやりあったが、途中で邪魔が入ったりするなどして決着がつかなかった。1年時にツトムとタイマンを張り、敗北。ツトムのことを「クサレ豚足」と呼び、ツトムからは「シビレフグ」と呼ばれている。イタズラで恋文をツトムに送ったことも。 天地軍団との抗争では黒岩を倒すも、光信と光義同様、康明、ガガの奇襲によって敗北した。2年時に三国と共にツトム、プリンに挨拶しに来た。そこで鳳仙の頭になることを宣言した。萬侍帝國との抗争では七人会の命を受けて戸亜留市にやって来た白竜會・會長の鈴木智光を見事タイマンで倒す。
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