早海家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 03:58 UTC 版)
「早海さんと呼ばれる日」の記事における「早海家」の解説
早海 優梨子 (29) - 松下奈緒 旧姓:金井。おもちゃメーカー「TOYMOND」企画部でヒット商品を出すなど活躍していたが、結婚後は家庭に入り旦那を支えると決めていた。素直で気になることがあると放っておけないお節介な性格だが、打たれ弱い所がある。父親が大手企業専務のお嬢様育ちの為、家事は苦手で料理もお惣菜パックに頼り、灯油の入れ方も知らない。金銭感覚も一般家庭向きではないが失踪した義母が帰ってくるまでの間に「早海家の嫁」として男だらけの早海家の手助けになればと思い慣れない主婦業に奮起する。 早海 恭一 (35) - 井ノ原快彦 (当時 V6) 優梨子の夫、早海家4人兄弟の長男。おもちゃメーカー「TOYMOND」営業部から企画部主任に昇進する。 今時珍しく、生真面目で優しい性格。自分にはない物を持っている妻・優梨子のことを尊敬している。気弱そうだが、時にはっきりと意見を述べる。少し抜けている性格の優梨子を優しく見守り、非難する兄弟にも優梨子の一生懸命さを諭す。親子・兄弟喧嘩の仲裁をするも、ときには怒りが爆発して自身も加わってしまうことがある。 馨の進学費用を払うため、自分の大学進学を諦め就職する。母親の夢を叶えるという意志を強く感じたことから腹を括り、優三が大人になるまで責任を持ち面倒を見ることを宣言する。 早海 研二 (30) - 要潤 早海家4人兄弟の次男。楽天的で人懐っこく自由奔放な性格。良く言えば明るく、悪く言えば軽薄。恵太郎に対し、はっきり意見を言う上に一言多いのが災いして親子喧嘩に発展してしまうことが多い。高校時代には、「研二」という名前から「ジュリー」と呼ばれていた。 大手電機メーカー「Dictor」宣伝部の契約社員。何社も渡り歩いているのは優秀な人材で雇用を求められているわけではなく、単純に契約更新されないからだと告白する。少ない給料から自腹の交通費と彼女へのプレゼント代を捻出し、3万円を家に入れている。色々な仕事が経験出来る理由で契約社員を続ける生活もありかもしれないと話している。 亜季と同窓会で再会し、一度きりの関係を持ち、陽が産まれる。事実を知った研二は、現実をありのまま受け取ることが出来ず否認していたが、陽に懐かれていることもあって次第にその事実を受け入れ、責任を感じていく。 早海 馨 (22) - 中丸雄一(KAT-TUN) 早海家4人兄弟の三男。大学4年生、ファミリーレストランでアルバイトをしている。就職活動中で内定をもらった会社はあったがそれを断り、自分の納得のいく大手の会社に就職するため頑張っている。 兄弟の中でも比較的静かで、喧嘩の仲裁をせずに傍観するなど冷めている。内定が得られず就職活動に行き詰まり、家族からの応援に焦りを感じているが表に出さず抱え込むなど、繊細な性格である。 「手先が器用で料理が得意」という理由で優三からは「ちゃん」付けで呼ばれている。母親から教えられたのもあって、お菓子作りが得意である。 就職について家族と口論の末、馨の態度に怒った優梨子に平手打ちされたことで家を飛び出し、優梨子の勧めで金井家に居候することになる。最終面接で「富竹製作所」に内定をもらうも断り、製菓学校へ進学し、パティシエになることを決意する。 早海 優三 (14) - 森永悠希 早海家4人兄弟の四男。中学2年生、野球部所属。レギュラー入り出来るほどの実力を持ち、野球部合宿費を捻出するため父親が大切にしていた焼酎や兄弟の私物を内緒でネットで売り飛ばしていた。当初は説明もせず誤解されていたが、実は家計を考えた末の行動だったが家族に言えず黙っていた。 兄弟の中で最も母親の家出を悩んでいたが、誰にもその思いに気づいてもらえず傷ついていたなか、野球部チームメイトの翼に初めて家庭の悩みに気づいてもらえる。そのことがきっかけで、同性にもかかわらず翼と交際することになる。 早海 恵太郎 (59) - 船越英一郎 早海家4人兄弟の父親。純喫茶「ガテマラ」を経営。人情家で的確な発言をすることもあるが、実は口先だけである。酒豪で自分勝手なため、家族に迷惑を掛ける。スペシャル版後編では、医師から自分の余命があと3ヶ月であることを聞き、絶望するが、ただの便秘であったことが判明する。 早海 陽子 (58) - 古手川祐子 早海家4人兄弟の母親。文句一つ言わず、家族の面倒や喫茶店の切り盛りをしていたが恭一の結婚式が終わった翌日に突如家出し、ガラス細工ショップ「ミサワガラスアート」で働き始める。ガラスアートの仕事に就くことが長年の夢だった。喫茶店が赤字になりそうになるとそのガラス細工の内職で得た4万円を家に入れていた。店と家事を両立し、自らは営業の傍ら簡単な食事を済ませるなど家族のことを大切に考えてきた。
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