旧国鉄と直通する私鉄各社の対応とは? わかりやすく解説

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旧国鉄と直通する私鉄各社の対応

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/27 08:52 UTC 版)

特別席」の記事における「旧国鉄と直通する私鉄各社の対応」の解説

なお、旧国鉄直通する私鉄各社ではグリーン車連結する事例存在していた。また、JR化以降含めると以下の例がある。こちらも参照されたい。 伊豆急行では伊豆急行線開業時より1988年まで100系電車グリーン車設け普通列車での運用をしていたが、1987年それまでグリーン車代わり、「ロイヤルボックス」という名称で線内均一料金特別席として設定される1990年2100系電車リゾート21」にもこれを設け普通列車利用した。しかし、2015年現在では特急リゾート踊り子」として使用される際にのみグリーン車代用として連結されるのみである。なお、国鉄・JR東日本乗り入れをしている特急踊り子」・「スーパービュー踊り子」にはグリーン車連結しているが、普通列車乗り入れでは連結行っていない。 東武鉄道では特急専用車両である100系電車スペーシア」に特別席として設けていた4人個室を、2006年開始したスペーシア日光」・「スペーシアきぬがわとしての運用場合東日本旅客鉄道JR東日本管内ではグリーン座席扱いとした。 第三セクター鉄道の内、JRとの乗り入れ兼ね合いグリーン席設置する場合もある。 土佐くろしお鉄道四国旅客鉄道JR四国)に乗り入れる形となることから、JR四国2000系気動車のうちグリーン車1両を含む4両を自社所有するが、管理JR四国一任されている。 変わった事例智頭急行で、智頭急行線乗り入れているJR西日本車両にはグリーン車設定されていない一方自社保有となるHOT7000系気動車にはグリーン車設定されている。当初JR西日本大阪 - 鳥取間で運行していた「はくと」にはキハ181系気動車充当していたためグリーン車設定されていた一方で智頭急行ではHOT7000系気動車用いたスーパーはくと」にはグリーン車設定しなかったため、利用客からグリーン車設定を望む声があり、それに応える形でサービスギャップの補完目的として同系列にもグリーン車設定された。後にHOT7000系気動車使用による「スーパーはくと一本化キハ181系気動車使用の「はくと」が廃止されたため、現在のとなった。なお、現在でもJR西日本からの乗り入れ岡山駅発着の「いなば」→「スーパーいなば」があるが、「いなば」時代からグリーン車設定はない。 WILLER TRAINS京都丹後鉄道)の場合委託され北近畿タンゴ鉄道所有車でグリーン車設定は無いが、当初京都駅発着気動車特急あさしお」に、後に新大阪駅発着の「文殊」、「あさしお」を電車化した「はしだて」の両電車特急グリーン車設定がある。 なお、以下の会社では国鉄から又は国鉄への乗り入れにより一等車グリーン車設定していた。 名古屋鉄道では高山本線乗り入れ準急急行たかやま」で1965年設定当時より設定していたが、利用率低下と、キハ8000系気動車運用変更に伴う車両改造から、1969年連結終了している。 伊豆箱根鉄道では国鉄から駿豆線乗り入れる湘南伊豆準急急行列車群に設定されていたが、1975年ダイヤ改正に伴う編成組成変更によりグリーン車連結廃止乗り入れ終了している。 小田急電鉄場合1991年連絡急行あさぎり」号によるJR御殿場線への直通運転形態を、片乗り入れから相互乗り入れへ変更併せて種別特急へと格上げすることとした。この際乗り入れ相手東海旅客鉄道JR東海)と協議した結果両社規格統一した専用車両で運用することとなり、その規格満たすために製造され20000形電車RSE」とJR東海371系電車には特別席設定された。この特別席は、JRではグリーン席の名称が、小田急では自社特急である「はこね」・「スーパーはこね」・「ホームウェイ」などで同形電車使用する際に「スーパーシート」の名称が、それぞれ用いられた。その後2012年に「あさぎり」の運行形態変更運行区間短縮したうえ、再び小田急電鉄片乗り入れ変更したその際20000形電車RSE」とJR東海371系電車から、特別席設定がない60000形電車MSE」へと車種変更されたことにより、特別席廃止された。 北越急行では、開業時から北陸新幹線長野 - 金沢延伸開業日前日(2015年3月13日)まで、乗り入れ先となる西日本旅客鉄道JR西日本)の特急形電車である681系電車及び683系電車所有し特急列車「はくたか」として使用していた。このためJR西日本運用編成同等サービスとするため、グリーン車設定していた。

※この「旧国鉄と直通する私鉄各社の対応」の解説は、「特別席」の解説の一部です。
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