日本語における呼称とは? わかりやすく解説

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日本語における呼称

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 14:43 UTC 版)

朝鮮」の記事における「日本語における呼称」の解説

この記事名である「朝鮮」(歴史的仮名遣では「てうせん」)は、この地域民族名称として日本語において広く用いられる呼称である。古くは、この地域人々を指す言葉として「韓人」(からひと)、「高麗人」(こまびと)などがあり、李氏朝鮮時代には李朝国号から「朝鮮人」(ちょうせんじん)という呼称生まれた李氏朝鮮大韓帝国国号変えると、「韓国人」(かんこくじん)という呼称生まれた。 「朝鮮籍」も参照 韓国併合によって大韓帝国消滅すると、日本韓国の地名朝鮮とし、朝鮮本籍地有する日本臣民となった者が法律上、「朝鮮人」と称されることになった本国内地)と植民地という力関係反映し、「朝鮮人」やこれを略した鮮人」という呼び方には見下すようなニュアンスこめられがちであるため、「朝鮮出身者」「朝鮮の方」といった遠まわし言い方がしばしば使われた。朝鮮総督府内地人に「鮮人」と呼ばないようしばしば呼びかけ多く文書で「朝鮮半島同胞」との呼称用いた旧陸軍においても朝鮮人兵士に対して朝鮮人」や「鮮人」の語を使用しないよう指導なされていた。 日本朝鮮統治終わった後もこのような傾向続き現在に至るまで面と向かって朝鮮人と言うのを憚る風潮存在する。しかし、「朝鮮」を統一名称とみなしている、または韓国支持しない等々さまざまな理由から、在日朝鮮人好んで朝鮮人」を自称するケースもあるため、必ずしも蔑称とはみなされていない韓国・北朝鮮成立後は、全体漠然と指すときは従来通りの「朝鮮人」が多く用いられ、特に韓国国籍保持する者を「韓国人」と呼んで区別している。「韓国人」の対立概念として「朝鮮人」を使用する場合には、北朝鮮正統国家として支持する者や、または朝鮮籍在日朝鮮人限定して指すこともある。マスコミでは、「韓」と「朝鮮」との区別問題になることを避けるために漠然と朝鮮民族」と称することが多い。 日本語では朝鮮族という言い方存在するが、これは中国吉林省延辺朝鮮族自治州中心に中国東北部満州)やロシア沿海地方などに住む朝鮮民族を特に指す語として使われる

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日本語における呼称

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 23:37 UTC 版)

バハイ教」の記事における「日本語における呼称」の解説

バハイ教」は、ペルシア語発音即してバハーイー教」と日本語表記され、主に学術論文などで使用されてきたが、日本バハイ共同体がその表記を「バハイ」に統一し海外出版され書物近年になりバハイ出版局より多く翻訳されるにつれ信教呼称初期の「バハーイー」より「バハイ」が広く普及し始めている。バハイ教創始者 Baha'u'llah の名前も同様に、古いものには発音表記を「バハー・ウッラー」とする文献もあったが、バハイ共同体が現在使用するバハオラ」の使用一般的になっている。

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日本語における呼称

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 20:57 UTC 版)

ラテン文字」の記事における「日本語における呼称」の解説

日本語で単に「アルファベットと言うとギリシア文字キリル文字など他の文字体系ではなくラテン文字を指すことが多い。 「ローマ字」はラテン文字の別名だが、日本語ラテン文字表記する表記法ローマ字と呼ぶ。 基本26文字を英語の表記使ったとき、「英字」と呼び、特に「英字新聞」という語でよく使われる他の言語対し同様の表現(「仏字」など)が使われることはまれである。 「欧字」という表現が、日本産業規格 (JIS) の規格票見られる

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