日本語における文語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 01:01 UTC 版)
詳細は「文語体」を参照 日本では、明治時代まで文学を含む書記言語はほぼ文語体と呼ばれる文体が使われていた。文語体は中古日本語(平安時代の文語)から発達しており、それ以降は長くダイグロシアの状態にあった。 その後明治に入って言文一致運動が起き、一部の文学者が口語に沿った口語文と呼ばれる文体を使い出し、明治30年代頃から戦後まで文語体と口語文という二つの文章語が並存した。 戦後に入って日本語の書記言語を東京方言をもとにした標準語に統一する政策が行われ、現在では、新しく書かれる文学作品は定型詩等を除きほぼ標準語に近い言葉遣いで統一されている。
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