日本の政治家・実力者
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「メドゥーサ (漫画)」の記事における「日本の政治家・実力者」の解説
榊龍太郎 民自党の大物政治家。佐倉派。選挙区は福岡5区。 自らの後継者に男児を望んでいたが、妻との間に生まれたのは陽子を含めた娘3人であり、愛人に生ませた子も全員女だったため、知人が営んでいた孤児院で出会った少年と絆を深めた末に養子として引き取り、自分の名である龍太郎から龍の一字を取って「龍男」と名付けた。一方、長女の静子によると、昔から陽子に対しては大甘であり、龍男を説得に向かわせたり、また大学攻防戦の際には徹夜で様子を見守るなど、実は理解と深い愛情を抱いていた。後に精神的な負担から病に倒れるが、今わの際に「陽子、許してくれ」と心情を吐露した。 田丸善太 民自党の大物政治家。選挙区は新潟5区。 不平不満を無くすものは金や資本であり、国民全員の生活が豊かになれば不満がなくなり幸せになれるという考えの持ち主。小学校しか出ていないが、政治家としては30代で民自党幹事長となり、コンピューター付きブルドーザーという異名を持つほどの強引な集金力と動員力で首相に就任する。首相退任後に疑獄事件で逮捕され、離党するも自派閥によって政界に影響力を及ぼしていたが、松下に造反されて以降は影響力が低下する。心臓病で引退して以降は世田谷の自宅にこもりっきりになっていた。 榊龍太郎の友人であり、龍太郎の家族問題を心配するほどの間柄であった。また、学生時代の龍男に対してその生意気さを一喝。下足番として門下に加え、後には娘婿として迎え入れ、政治家として鍛え上げた。龍男の能力を高く評価しており、病床にありながらバックアップをし続けた。 小倉一郎 民自党衆議院議員。松下派。選挙区は群馬3区。 経済通で、次世代のリーダーと目されている。毎週猛烈な勉強会を開き、テロにも屈しない信念を持つ。民自党副幹事長や大蔵大臣など政治要職を歴任。 後に龍男の盟友となる。 鳥海繁樹 民自党の政治家。首相として致命的なエラーは犯さず世間受けは悪くなかったが、マスコミには松下派のリモコン、リリーフと陰口を叩かれている。 江尻洋介 社民党委員長。ローズ・ガーデン疑獄が発覚した際に証人喚問で重宗を追及するなど、政界において民自党政権打倒の流れを作れる野党の大物人物。 狩野信夫 外務省中東課長。日本のアラブへの姿勢について外務省の立場からコメントできる立場にいるが、本来は省の方針に口出しする度胸のある人間ではない。将来の次官コースに乗っている。イニシャルが「Y・K」となっている場面がある。 重宗裕介 民自党の大物政治家。民自党資源研究会最高顧問で元通産大臣。日本の石油戦略においてはアラブ寄り姿勢である。ローズ・ガーデン疑獄でアラブから収賄を受けている。 阿刀田 民自党の政治家。法務大臣。民自党佐倉派の重鎮。とき号ハイジャック事件では警視総監として乗客の人命尊重を名目にハイジャッカーの亡命という超法規的措置を事実上黙認した。 丸越信三 民自党の政治家。田丸派内で領袖田丸が押さえつけようとする中で、松下をニューリーダーにすべく奔走する。民自党総務委員長など政治要職を歴任。 橋上龍三郎 民自党の政治家。民自党副幹事長。最も集票力のある民自党の切り札として、龍男の選挙区である福岡5区で対立候補として立候補する。民自党松下派。 松下登 民自党の大物政治家。金配り、気配りの天才で、党内のきりもりには手腕を発揮する寝業師。周囲からニューリーダーと目され、田丸派で領袖の田丸に造反する形で松下派を結成。派閥調整力で首相に就任する。 佐倉 内閣総理大臣として長期政権を保ち、沖縄返還を実現して退陣。首相退任後も自派閥によって政界に影響力を及ぼしている。
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