日本の国際社会復帰後とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 日本の国際社会復帰後の意味・解説 

日本の国際社会復帰後(1952年~)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 02:44 UTC 版)

日本とサウジアラビアの関係」の記事における「日本の国際社会復帰後(1952年~)」の解説

1953年日本政府経済使節団サウジアラビアへと派遣1954年にはサウジアラビア国内サンフランシスコ講和条約批准され、翌1955年国交樹立した。これにより両国の関係が進展日本石油利権手にする足がかりとなった1957年には利権協定締結1958年にはアラビア石油設立された。翌年には石油試掘開始され翌々年となる1960年試掘成功した1960年、スルターン・ビン・アブドゥルアズィーズ(英語版交通相が日本を初訪問1971年5月には国賓としてファイサル第三代国王が日本を初訪問したサウジアラビア日本二国間関係をさらに強化するため、両国その後も度々互いの国を定期的に訪問している。 サウジアラビア王族日本の皇族の間の関係はその後進展1981年には皇太子明仁親王皇太子妃美智子いずれも当時)がサウジアラビア訪問した昭和天皇の崩御に伴い1989年2月行われた大喪の礼、及び1990年11月行われた明仁天皇即位の礼には国王名代としてナウワーフ・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール=サウード英語版王子出席1994年11月には皇太子徳仁親王皇太子妃雅子いずれも当時令和時代天皇・皇后)がサウジアラビア訪問している。 1997年当時内閣総理大臣橋本龍太郎サウジアラビア訪問ファハド・ビン=アブドゥルアズィーズ5代国王会談行った1998年には、4月リヤード州知事であるサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール=サウード王子(後の第7代国王)の来日続いて10月にはアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ皇太子(後の第6代国王)が日本訪問当時内閣総理大臣小渕恵三会談行い人材育成教育環境文化・スポーツ医療などの分野協力を行う「21世紀向けた日・サウジ協力共同声明」に署名した2001年日本の外務大臣河野洋平3つの分野サウジアラビアイニシアティヴ通称 : 河野イニシアティヴ)を結ぶことを表明した3つの分野とはイスラム文明世界との対話促進水資源開発幅広い政治対話促進である。 2003年5月には小泉純一郎内閣総理大臣当時)がサウジアラビア訪問日本サウジアラビアエジプト加えた3カ国で相互対話を行う「日アラブ対話フォーラム」 (The Japan Arab Dialogue Forum) が設立され、3カ国間で定期的に会合行っている。 2011年3月起きた東日本大震災の際には、サウジアラビア政府より国営石油会社であるサウジアラムコ通じて2千万ドル当の液化石油ガスLPG)が提供された。 2013年4月には安倍晋三内閣総理大臣サウジアラビア訪問サルマーン皇太子(後の第7代国王)及びアブドゥッラー国王との会談の後「日本サウジアラビアとの間の包括的パートナーシップ強化に関する共同声明」を発表その後中東政策演説行った2016年9月1日安倍首相来日したムハンマド・ビン・サルマーン副皇太子(後の皇太子第7代国王サルマーン息子)と会談行った同年4月サウジアラビア閣議決定されたばかり経済改革計画ビジョン2030」を踏まえて、これを日本成長戦略連動させて両国経済成長へと繋げるべく閣僚級の「日・サウジ・ビジョン2030アラビア語版)共同グループ」を立ち上げて具体的な協力ついて議論することで意見一致させた。 2017年3月12日サルマーン国王羽田空港着の特別機来日しサウジアラビア国王訪日としては約30歳年長の兄ファイサル国王による1971年訪日以来、実に46年ぶりの来日となった2019年6月開催されG20大阪サミット出席するため、ムハンマド皇太子再来日した(サルマーン国王代理出席)。

※この「日本の国際社会復帰後(1952年~)」の解説は、「日本とサウジアラビアの関係」の解説の一部です。
「日本の国際社会復帰後(1952年~)」を含む「日本とサウジアラビアの関係」の記事については、「日本とサウジアラビアの関係」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「日本の国際社会復帰後」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「日本の国際社会復帰後」の関連用語

日本の国際社会復帰後のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日本の国際社会復帰後のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの日本とサウジアラビアの関係 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS