具体的な協力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:37 UTC 版)
2008年10月時点、日本政府はアフガニスタンで国際治安支援部隊(ISAF)を展開するNATOに対し財政支援を行っており、NATO・ISAF側は広報センターを通じてこの事実をファクトシートの形で公表している。日本の対NATO協力の変遷は次のとおり。 2007年3月、アフガニスタンでの人道支援プロジェクトのために約20億円の財政支援を実施。 2007年12月、NATO文民代表部との連絡促進のため常勤の連絡調整員を指名。 2010年6月25日、「日・NATO情報保護協定」を締結(日本が情報保護協定を結ぶのは、「日米軍事情報包括保護協定」(2007年にアメリカとの間で締結)に次ぎ2例目である)。 NATOのアフガニスタンでの活動に対する日本の財政支援は、政府の「草の根無償・人間の安全保障資金協力 (GAGP) スキーム」の範囲内で行われている。2008年10月2日時点で、日本政府はGAGPの方針に従い29のプロジェクト支援を実施しており、その総額はおよそ260万ドルに及んでいる。NATOによれば、政府はさらに39のプロジェクトへの追加資金協力を検討しているという。
※この「具体的な協力」の解説は、「北大西洋条約機構」の解説の一部です。
「具体的な協力」を含む「北大西洋条約機構」の記事については、「北大西洋条約機構」の概要を参照ください。
- 具体的な協力のページへのリンク