文芸・漫画・映像作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 15:45 UTC 版)
藏 - 宮尾登美子作の小説。太平洋戦争前に新潟県の造り酒屋の娘として生まれた女性が、障害を負いながらも蔵元として成長する姿を描く。1995年に松たか子主演でテレビドラマ、浅野ゆう子主演で映画化された。 夏子の酒 - 尾瀬あきら作の漫画。東京でOLをしていた新潟県の造り酒屋の娘が、兄の死をきっかけに蔵を継ぎ、様々な問題に立ち向かう。亀の尾復活をモデルに幻の酒米の復活の描写がある。1994年に和久井映見主演でテレビドラマ化された。 奈津の蔵 - 尾瀬あきら作。『夏子の酒』の主人公夏子の祖母である奈津が蔵に嫁入りしてからの半生を、酒造技術の発展や戦争などの時代背景とともに描く。 美味しんぼ - 雁屋哲原作・花咲アキラ作画の漫画・アニメ。連載当初からフランス料理の「料理とワインのマリアージュ」に対し、日本にも和食と日本酒の引き立て合いの文化があること、あるいは西洋料理と日本酒のマリアージュも紹介している。一方、大手メーカーや非純米酒に対して批判的な描写も見られる。 もやしもん - 石川雅之作の漫画・アニメ・ドラマ。麹や酵母等の菌が見える主人公・沢木と、周囲の人間たちの農業大学での生活を描く。沢木は「もやし屋」こと種麹屋の息子で、共に上京入学した幼馴染が蔵元の跡継ぎなことあり、また酒造は発酵の研究をしている参加ゼミの重要なテーマであることから、日本酒をはじめとした様々な酒が登場する。 大使閣下の料理人 - 西村ミツル著の回想記、およびこれを原作として脚色を加えたかわすみひろし作画の漫画。料理人である主人公が雇用者である外交官に、日本酒の良さを説くものの、日本国外での日本酒の流行は流行りに弱い若い世代だけに限られるとして、取り合ってもらえない。最終的には、日本酒の真価が認められる、というエピソードがある。 酒のほそ道 - ラズウェル細木作。漫画。東京でサラリーマン生活を送る独身の岩間宗達とその周辺の飲兵衛が繰り広げる、蘊蓄とドタバタを季節感たっぷりに紹介する。 蔵人 クロード - 尾瀬あきら作。漫画。日系3世のアメリカ人クロードが、造り酒屋の蔵人になり、幻の酒を復活させようとする。 BARレモン・ハート - 古谷三敏作のバーを舞台とした漫画。作中に日本酒を含む多くの酒が登場する。 甘辛しゃん(1997年度下期NHK連続テレビ小説)- 兵庫県篠山の酒米農家の娘が台風災害と母親の再婚によって灘の造り酒屋の家族となって、生前の実父が目指した純米酒づくりを目指す物語。佐藤夕美子主演。 恋のしずく (映画)(2018年公開)- 農業大学の女子学生がインターンシップ先の広島市西条の造り酒屋で日本酒作りに奮闘する物語。瀬木直貴監督、川栄李奈主演。 SAKE NEW WORLD - テレビ朝日のミニ番組。中田英寿がナビゲーターを務める。
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