拡張音源
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「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」の記事における「拡張音源」の解説
1988年のNAMCO106、1989年(昭和64年)のVRC VIなど、拡張サウンド機能を備えたカートリッジが登場。特定メーカーだけのものであり音質・音色等も異なるが、同時発音数ではディスクシステムを上回るものもある。
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拡張音源
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MSXは音源としてPSG(AY-3-8910相当品)を持っていた。1983年当初はそれでも十分だったが、他のゲーム機やパソコンが音源機能を強化する中、MSXにも対抗上各種ミュージックシステムが開発された。 FM音源SFG-01/SFG-05(ヤマハ) SFG-01は「FM SOUND SYNTHESIZER UNIT」、SFG-05は「FM SOUND SYNTHESIZER UNIT II」。1983年に発売されたMSX初のFM音源カートリッジ。MSX-AUDIO以降のFM音源が2オペレータだったのに対して、より複雑な音色を作成できる4オペレータのチップを採用し、8声の再生が可能。詳細は下記MIDIインターフェイスの項を参照。 MSX-AUDIO MSX-AUDIOは規格名。音源チップはY8950。日本では1987年にパナソニックから FS-CA1 MSX AUDIO UNITの名称で発売された。MSX AUDIO UNIT は34,800円と非常に高価であり、ほとんど普及しなかった。ヨーロッパではフィリップスが NMS-1205 Muziekmodule(ミュージックモジュール)、東芝が、HX-MU900 MSX MUSIC SYSTEMの名称で発売、標準音源として定着した。 MSX-MUSIC MSX-MUSICは規格名。音源チップはYM2413。MSX-AUDIOが価格などから日本で普及しなかったため、同時発声数は同じだが自作音色が1声のみなど安価な仕様のYM2413(OPLL)を採用したMSX-MUSICが策定された。拡張機器としてはFM Pana Amusement Cartridgeとして1988年にパナソニックより7,800円で発売されているが、初期化などの手順はMSX-MUSICがMSX本体に内蔵されている機種とは異なる。MSX-AUDIOが標準音源となったヨーロッパでも、フィリップスがMSX市場より撤退し、MSX-MUSICを搭載したMSX2+/turboRがヨーロッパに輸出されたため、ある程度普及した。 SCC音源 コナミのMSX2ゲームソフト『スナッチャー』『SDスナッチャー』に拡張音源カートリッジとして付属(ゲーム本体は2DDディスク)。元々メモリコントローラとしての側面を持つSCCにDRAMを64KiB接続し、プロテクトを兼ねたゲームのディスクキャッシュとして用いている。各々のカートリッジはDRAMのアドレスが異なり、無改造では双方に互換性はない。後に制御の方法が雑誌上で公開され、フリーソフトを含む一部の音楽ソフトで対応が行われた。また、両作品が品薄になると、厳密には仕様が異なるSCC内蔵ROMカートリッジのROMの無効化や取り外し、電源が入った状態での接続などの方法によって用いられることもあった。 PCM音源とーくまん(エミールソフト) MSXで音声合成が楽しめるトーキングマシン。付属のマイクをつかって、PCM録音、再生ができる。サンプリング周波数は4kHzから8kHzの5段階。音声データはエディターを使ってエコーなどエフェクト処理、ディスクへのセーブやROMに書き込んで市販の「おしゃべりさん」の音声ROMとしても使用可能。内蔵の拡張BASICによって簡単に音声入りのプログラムが作製できる。 +PCM A.Hiramatsuという人物により開発され、同人サークルであるフロントラインが販売していたハードウェア。MSX本体とは別にPCMを追加することができる。M改が開発し、フロントラインが販売したシューティングゲーム「PLESURE HEARTS」では効果音に+PCMが使われた。
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