御伽草子とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 文芸 > 物語 > 御伽草子の意味・解説 

御伽草子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/05 07:39 UTC 版)

小りん」の記事における「御伽草子」の解説

田村の草子』では、鈴鹿御前夫婦となった田村丸俊宗鈴鹿山の大嶽丸討伐し、御門から給った伊賀国で暮らすうちに1人姫君産まれ聖林(しやうりん)と命名された。 『鈴鹿草子』では、鈴鹿御前亡くなる際に姫君小りん)は我に劣らぬ神通の者であると顕明連賜る

※この「御伽草子」の解説は、「小りん」の解説の一部です。
「御伽草子」を含む「小りん」の記事については、「小りん」の概要を参照ください。


御伽草子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 21:12 UTC 版)

藤原俊祐」の記事における「御伽草子」の解説

俊重将軍の子・俊祐は50になって子供がおらず、心にかなう妻子求めて上洛すると、あるとき嵯峨野出会った天女化身契りを結ぶ。身籠った妻は3年胎内宿したのち、7日間産屋に近づかないよう言い残した。しかし7日目約束破って産屋を覗くと、妻は100尋あまりの大蛇の姿となり、2本の角の間に美し赤子をのせ、紅色の舌でねぶって遊ばせていた。8日目産屋から出てきた妻は、約束破ったのでこの子日本の主にはならないが、天下大将軍になる、名を日龍丸(後の藤原俊仁)とせよ、自分益田ヶ池の大蛇であると告げて去った

※この「御伽草子」の解説は、「藤原俊祐」の解説の一部です。
「御伽草子」を含む「藤原俊祐」の記事については、「藤原俊祐」の概要を参照ください。


御伽草子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/07 23:00 UTC 版)

蔵宗・蔵安」の記事における「御伽草子」の解説

龍丸7歳のときに御門から2匹大蛇討伐せよと大事の宣旨受けたのが日龍丸伯父名乗る近江国見馴川の倉光・ 喰介である。日龍丸家宝の角突弓に神通鏑矢退治したことで将軍宣旨下って俊仁将軍名乗った17歳時に照日御前契り結んだことに嫉妬した帝から伊豆流罪にされるが、遠流途中瀬田の唐橋の上橋桁強く踏み鳴らし退治した倉光・ 喰介魂魄向けて都に上がって心のままにせよと呼びかけ都に異変を起こさせた。帝が占わせた天文博士が俊仁将軍都に戻せば鎮まるといったので、俊仁は都に帰ることを許され大蛇鎮まった

※この「御伽草子」の解説は、「蔵宗・蔵安」の解説の一部です。
「御伽草子」を含む「蔵宗・蔵安」の記事については、「蔵宗・蔵安」の概要を参照ください。


御伽草子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 05:00 UTC 版)

三明の剣」の記事における「御伽草子」の解説

14世紀後半ごろに成立した軍記物語『太平記』32直冬上洛事付鬼丸鬼切事」では鬼切安綱伝来について、伯耆国鍛冶安綱鍛えて征夷大将軍田村麻呂奉納し田村麻呂鈴鹿山鈴鹿御前との剣合わせ使用したが、伊勢神宮参拝した際に天照大神より夢の中で所望するお告を受けたため奉納したとある。この『太平記』での記述は、のちに酒呑童子説話書いた絵巻絵詞などの諸本にも源頼光酒呑童子を斬った太刀童子切安綱)の伝来として引用されたように、御伽草子『鈴鹿草子田村の草子)』でも田村丸俊宗鈴鹿御前が剣合わせをする場面にも影響与えた。しかし『太平記』時点では鈴鹿御前が持つとされる剣の名前までは登場していない。 室町時代中期から後期にかけて能『田村』を元にした御伽草子『鈴鹿草子田村の草子)』などが成立した『太平記』での剣合わせ場面引用され鈴鹿御前の持つとされる剣の名前が田村語り登場した考えられるのはこのころとなる。『鈴鹿草子田村の草子)』の諸本は、鈴鹿御前田村丸俊宗戦い経て婚姻し共に鬼退治をする「鈴鹿系」という古写本系統と、田村丸俊宗元に天女鈴鹿御前天下って婚姻し共に鬼退治をする「田村系」という流布本系統分類される鈴鹿系田村系では三明の剣所有する者の来歴一部異なる。

※この「御伽草子」の解説は、「三明の剣」の解説の一部です。
「御伽草子」を含む「三明の剣」の記事については、「三明の剣」の概要を参照ください。


御伽草子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 03:35 UTC 版)

浦島太郎」の記事における「御伽草子」の解説

浦島太郎」として伝わる話の型が定まったのは、室町時代成立した短編物語『御伽草子』による。その後良く知られ昔話として様々な媒体流通することになる。亀の恩返し報恩と言うモチーフを取るようになったのも『御伽草子』以降のことで、乙姫竜宮城玉手箱登場するのも中世であり、『御伽草子』の出現浦島物語にとって大きな変換であった。 「御伽草子」の稿本といえば、普通「御伽文庫」版を指すことが慣習的となっている。こちらは江戸時代版本にされて多く部数普及したからである。

※この「御伽草子」の解説は、「浦島太郎」の解説の一部です。
「御伽草子」を含む「浦島太郎」の記事については、「浦島太郎」の概要を参照ください。


御伽草子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 00:49 UTC 版)

高丸 (人物)」の記事における「御伽草子」の解説

元亨釈書』で田村麻呂による清水寺創建伝承付会された高丸は、室町時代成立した御伽草子『田村の草子』では鬼として登場する。『田村の草子諸本大別する2種類あり、鈴鹿御前田村丸戦い経て結婚し共に鬼退治をしたとする鈴鹿系古写本系)」と、田村丸助力をするために天下った鈴鹿御前田村丸結婚し共に鬼退治をしたとする田村系流布本系)」に分かれたとされる。ただし、この分類法には異論慎重論もある。 「鈴鹿系」では高丸討伐の後に大嶽丸現れるが、「田村系」では大嶽丸討伐後に高丸討伐したのち大嶽丸黄泉還るなど、物語の展開差異はあるものの、高丸に関する段落では物語にあまり差違がない。

※この「御伽草子」の解説は、「高丸 (人物)」の解説の一部です。
「御伽草子」を含む「高丸 (人物)」の記事については、「高丸 (人物)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「御伽草子」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ




御伽草子と同じ種類の言葉

このページでは「ウィキペディア小見出し辞書」から御伽草子を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から御伽草子を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から御伽草子 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「御伽草子」の関連用語

御伽草子のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



御伽草子のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの小りん (改訂履歴)、藤原俊祐 (改訂履歴)、蔵宗・蔵安 (改訂履歴)、三明の剣 (改訂履歴)、浦島太郎 (改訂履歴)、高丸 (人物) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS