当日の内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 14:04 UTC 版)
「笑っていいとも!特大号」の記事における「当日の内容」の解説
オープニングの「ウキウキWatching」大合唱後には『笑っていいとも!』への出演はこれが最初で最後となる吉永小百合が中継で出演。吉永直筆による感謝のメッセージ色紙と高級ブランドのバッグ、花束がスタジオにいたタモリに贈られ、タモリ自身も思わず赤面していた。 番組内では、タモリと明石家さんまの長すぎるトーク(「テレフォンショッキング」での登場から「タモリ・さんまの日本一の最低男」へと繋がる流れ)にしびれを切らしたダウンタウン(浜田雅功・松本人志)とウッチャンナンチャン(内村光良・南原清隆)がステージに乱入、さらに、とんねるず(石橋貴明・木梨憲武)との不仲説に自ら言及した松本の発言をきっかけに本来なら番組後半から出演予定だったとんねるずと爆笑問題(太田光・田中裕二)、そしてナインティナイン(岡村隆史・矢部浩之)が次々と乱入し、その後、裏番組の関係で出演を控えていた笑福亭鶴瓶や観覧席から呼ばれる形で中居正広も参加して、それぞれ全員と満遍なく共演経験がある中居が一時仕切る形でフリートークが展開された。これらに伴い、お笑い界のビッグネーム(岡村曰く「本来なら交わることのなかった人たち」)が一堂に会するという「奇跡の共演」が実現し、ネットを中心に話題となった。また、さんまは松本に白いガムテープで口をふさがれたため、「(盛り上がりのピークが来たんで)俺が出続けてもこれ以上のことは出来ない」と感じてスタジオを後にしたという。2019年にマイナビニュースが募集した「平成に放送されたテレビバラエティ番組の中で、最も“名場面”だと思うシーン」では、『第69回NHK紅白歌合戦』(2018年12月31日放送)や『SMAP×SMAP 最終回』(2016年12月26日放送)などを押さえて、このシーンが1位に選ばれている。 番組中盤ではタモリに贈る曲として、SMAPの5人が「ありがとう」を生歌唱。後半では最末期の各曜日レギュラー陣が感謝のスピーチを述べ、最後にタモリが、 (番組開始)当時、ひねくれていまして、不遜で、生意気で、世の中なめ腐っていた。それが、亡くなった(初代プロデューサーの)横澤彪から(番組の司会を)仰せつかりまして…、32年も続きました。長い間に、視聴者の皆さんはいろんなシチュエーション、いろんな状況、いろんな思いでずっと観てきていただいたのが、こっちに伝わりまして。(生意気にやっていた)私も変わりまして、何となくタレントとして形を成したということなんです。 視聴者の皆さん方からたくさんの価値をつけていただき、みすぼらしい身にたくさんのきれいな衣装を着せていただきました。 そして今日、(視聴者と関係者の)皆さんに直接お礼を言う機会をいただけたことを感謝したいと思います。32年間本当にありがとうございました。お世話になりました。 と視聴者に謝辞を述べ、直ぐに関根勤がタモリに近寄って「今、一番 何がしたいですか?」と質問すると「早く酒🍶が飲みたい!」と言って関根の笑いを誘っていた(これが笑っていいとも・31年半の歴史の中で最後の笑いとなった)。その後に草彅剛の提案で「ウキウキWatching」の大合唱が行われてそして「あしたも見てくれるかな?」の決め台詞で出演者と観客全員が「いいともー!!」と叫ぶと、大量の紙吹雪が舞台両脇のキャノン砲から発射され、「ありがとうございました! 感謝します!!」というタモリの挨拶をもって31年半の番組の歴史にピリオドを打った。
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