アンチポート
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アンチポート(英: antiport)は、細胞膜に存在する膜輸送体によって、2種類以上の分子またはイオンを反対方向に輸送する機構である。対向輸送ともいい、アンチポートを行うタンパク質は、アンチポート体、交換輸送体とも呼ばれる。細胞膜をはさむNa+の電気化学的勾配により蓄えられたエネルギーを使用して能動輸送を行う。Na+/H+交換輸送担体、Na+共役型多剤排出ポンプなど。
- 1 アンチポートとは
- 2 アンチポートの概要
対向輸送(アンチポート)
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「能動輸送」の記事における「対向輸送(アンチポート)」の解説
細胞内と細胞外に存在する分子を互いに交換するタイプ。たとえば Na+/K+ ATPアーゼ、Na+/H+ 逆輸送系、Na+/抗菌薬逆輸送系など。
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