妖界大決戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 22:00 UTC 版)
「ザ・ドラえもんズ スペシャル」の記事における「妖界大決戦」の解説
座敷童 妖怪の世界「妖界」に住まう妖怪。本作ではおかっぱ頭の女の子の設定である。百目王の支配から妖界と人間界を救うため、百目王を封じることが出来る「魔鏡」を奪い、人間界に逃げて来た。そこでドラえもん達と出会い、協力を求める。 100年前までは人間界に住んでいたが、やがて人間達が妖怪の存在を信じなくなったため、妖界に戻っていたという。 天邪鬼 妖界に住む妖怪で、座敷童の幼馴染。調子のいい性格で、当初は座敷童に変装してドラえもんズを騙し龍神と戦わせたが、ドラえもんズが龍神を倒したことであっさり寝返り、自分も仲間にしてくれと頼む。 最終局面にて罪そのものと化して人間界を襲おうとした百目王に「自分が死んでも誰も悲しまない」と言って降魔の剣で斬りかかる。その結果、命と引き換えに妖界と人間界を救うが、ドラえもんズ達が願ったことで龍玉により魂を再生され、復活する。 龍神 神となった龍。本来の姿以外にも人間の老人の姿を取ることもある。妖界が始まって以来、異世界の魔の手から妖界を守っていた。王ドラ曰く史上最強の肉体を持ち、遠吠え一つで妖界そのものを震わせるほどの力を有する。ドラえもんズの力を試すために襲い掛かり圧倒的な力で苦しめるも、キッドの作戦により体内からドラメッドの魔法で焼かれ、敗北を認めた。その後はドラえもんズに龍玉を託し、百目王との最終決戦時には龍の姿でドラえもんズに加勢した。 百目王 半年前に突如として妖界に現れた強大な妖怪で、大量の目を持つ。妖怪達を支配し、人間界に攻め入ろうとした。目からは一度見た妖怪を影として無限に生成することが出来る(本人より実力は劣る)。 実は居城である妖血城こそが本体であり、その大量の目は人間界における戦争や自然破壊と言った「罪」が具現化したものだった。魔鏡、魔封剣、龍玉という三種の神器が融合した「降魔の剣」により、真っ二つにされて倒された。その後、罪そのものとなって人間界に溢れ出そうとするが、降魔の剣を手にした天邪鬼の捨て身の攻撃で切り払われ、消滅した。しかし再び罪が繰り替えされれば復活するという。一角大王 百目王の配下の妖怪で、逃げ出した座敷童を仕留めるために人間界に派遣された鬼。あらゆる物理攻撃や魔法が通じない不死身の肉体を有する。素手でも王ドラを子供扱いするほどの身体能力を持ち、戦斧を振るい相手を切り刻む。あらゆる攻撃をものともせずにドラえもんズを追い詰めるが、ドラリーニョが「どこでもドア」と「通り抜けフープ」で地球の真裏から日光を浴びせたことで肉体がドロドロに崩壊してしまう。しかし、死ぬ直前にドラリーニョに角をへし折って突き刺し、呪いをかけて半妖化させてしまった。 韋駄天 妖界の入り口である迷いの森の番人。大鎌を武器に使い、百目王に逆らった者たちを斬り殺していた。秒速150㎞の雷を難なくかわし追い越してしまうほどの素早さを持つが、その速度を逆利用され(その際には「この速ささえあれば、俺は百目王をも超えたぞ!!」と慢心していた)、「ビデオ式なんでもリモコン」で加速させられすぎて大気摩擦で焼け死んでしまった。 人面樹 迷いの森で人々を惑わせる樹の妖怪。常に嘘の証言をし、人々を迷わせて野垂死にさせるが、「絶対に本当のことを言わない」という習性を利用され、ドラえもんに「ソノウソホント」をはめられて脱出口を開かれてしまう。 さとり 猿に似た妖怪。相手の心を常に読むことが出来る。人間の心を読み、怒りや混乱のエネルギーを餌とする。その能力でドラえもんズを攪乱したが、気絶したのび太を「石ころ帽子」で存在感を消したドラえもんが「人間リモコン」で操ると対処できず、あっさり闇討ちにされた。その後、持っていた武器「魔封剣」を天邪鬼に盗まれる。 上級妖怪 このほか、両面スクナ、牛鬼、ぬえ、土ぐもが妖血城の番人として登場する。 再生妖怪軍団 百目王によって召喚された妖怪の影。鬼、河童、一つ目小僧、がしゃどくろなど数多く登場したが、上級妖怪に比べると格段に戦闘力は下がる。
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