女王の伴侶への道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 22:00 UTC 版)
「ザ・ドラえもんズ スペシャル」の記事における「女王の伴侶への道」の解説
セシル・トーレ・パピリオ 昆虫惑星インセクターの蝶族パピリオで王位継承者。三日後に即位式を控えるが、魔女ペペにより命を狙われる。無事即位出来ればドラえもんズ(+のび太)の中から一人を伴侶にするという条件でドラえもんズは護衛を務めることになる。 王族は二度の脱皮を経て宇宙一美しいと言われる最終段階になる。初期形態はほとんど昆虫の姿だが、一度目の脱皮により美少女の姿になった。しかしプライドの高さ故に非常にわがままで、次々とドラえもんズは愛想を付かして去って行く。自分のために必死に戦い、傷付いていくドラえもんズの姿に徐々に心情に変化が現れる。 ペペとの戦いの後、最終脱皮を経て即位する。しかし王族は最終脱皮の際に性別が選択出来る性質であり、「弱い者のために命を掛けて戦うバカ」である男の素晴らしさに目覚め、最終脱皮した後は逞しい男性になっていた(結果、女王ではなく王として即位した)。最後に残ったのび太を約束通り伴侶にしようとするが、当然人間は性別が変えられないので破談となった。 じい セシルに仕える蝶族。セシルの我儘ぶりに手を焼いているが、いざセシルの身に危険が迫れば自ら武器を振るって戦う。セシルが無事に即位できればドラえもんズ達の中の一人をセシルの伴侶にすると約束する。魔女ペペとの戦いで重傷を負うが、最終脱皮したセシルの「王家の春の光」で回復した。 カブト戦士 魔女ペペの刺客の一人であるカブトムシ。マタドーラが簡単に力負けするほどの怪力と、空気砲を物ともしない堅い装甲を持つ。しかし地球のカブトムシと同様、外骨格の羽の下にある背中が弱点であり、飛び上がった際に背中をマタドーラに槍で突かれて敗北した。その後は更なる刺客が来る事を告げて逃走するが、最後は「王家の春の光」で回復した。 ガメ 魔女ペペが送り込んだ第二の刺客であるタガメ。実際のタガメ同様に獲物の血肉を吸ってミイラに変える他、爪による水中からの攻撃で「水中の殺し屋」の呼び名に違わない凶暴さを誇る。しかし普通のタガメと同じ「水中では呼吸が出来ない為、尾の先の管で外の空気を吸う」という性質を突かれ、キッドが敢えて水面に火を起こした事で呼吸が出来なくなり、水中から飛び出した所を空気砲で倒された。後に「王家の春の光」で回復する。 ケラの坊や パピリオ城の近くの森に住むケラ。東北弁のような口調で話す。セシルの為にトンネルを掘ったものの「こんな臭くて汚い穴は通りたくない」と断られて落ち込む。しかし後にセシルが反省した為、一行は彼のトンネルを通ってパピリオ城に向かう事となった。パピリオ城で兵士の攻撃から身を挺してセシルを庇ったが、戦いの後は「王家の春の光」で傷が癒えた。 最強の刺客 魔女ペペが送り込んだ第三の刺客。当初は味方を装い、セシルを「あの上品な身なりなら信用できそう」と油断させた後にセシルと王ドラをウツボカズラの中に突き落とし、消化させようと目論んだ。その正体はウツボカズラと共生する蚊であり、ウツボカズラの消化液程度は効かない。しかし王ドラが捨て身でグレードアップ液を使い、消化液を強力なものにした事でウツボカズラが溶けて作戦は失敗。「美しい」と自負する顔も醜く焼け爛れ、絶叫しながら逃走した。最終的には「王家の春の光」で治っている。 魔女ペペ セシルの命を狙うカマキリであり、パピリオ王国の支配を目論む魔女。王位継承者であるセシルを抹殺して王位に就くべく刺客を差し向ける。最後はドラニコフの決死の攻撃に倒れるが、最終脱皮したセシルの「王家の春の光」で回復、改心した。
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