大阪マッドブルズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 04:46 UTC 版)
「エリートヤンキー三郎の登場人物」の記事における「大阪マッドブルズ」の解説
桐山秀樹(きりやま ひでき) 西日本最凶の愚連隊・大阪マッドブルズのリーダー(二代目)。通称「ミナミの悪魔」。外見からはとても想像できないが18歳の高校3年生。「キケケケー」という奇声のような笑い声が特徴的。当初は関東の人間が大嫌いという設定で、関と子分の友也の対立を切っ掛けに三郎たちと出会い、大阪城にて三郎に対決を挑んだが敗れ(本人は五分で戦ったと言い張っている)、三郎の(自称)マブダチになる。その後三郎と勝手に約束した全国制覇の手始めに九州制圧に出かけ、次々と九州の番格たちを撃破してマブダチにしていった。一郎・二郎に劣らないぐらい凶暴で極悪、重量級の関を吹っ飛ばし、萩原を一発で倒し、九州の番格達も一ノ瀬と児島を除けばほぼ苦戦することなく圧勝するなど圧倒的な強さを誇る(流石にキレた三郎には及ばないが、九州制圧編を境にケンカの強さ、身体能力はどんどん常人離れしたものになっている)が、石井以上に変な言動を取ったりする。マブダチには食事や遊びの代金を無理矢理(桐山本人は一緒に遊んでいるつもりだが、相手は桐山が怖いため)奢らせたり、勝手に相手の自宅に泊まったりと傍若無人に振舞うが、彼らがピンチになると真先に駆けつけて助けるなど、男気のある行動もする。生粋の大阪人であるため阪神タイガースの大ファンで、好きな選手はアニキこと金本である。第2部以降からは「~やでしかし」と横山やすしのような口調が目立つようになる。言動共に凶悪で勝手、ブログの活動から自己顕示の性格もうかがえるが、前向きで単純な(善・悪両面)変人タイプの良いヤツである。なお、ブログは日本のみならず、世界的にも徐々に知名度が上昇していき、かなりの人気サイトとなっているらしく、石井が嫉妬するエピソードなども描かれる。三郎が重度のオタクであることを垣間見たシーンではさすがに引いた様子を見せた。サンタを信じており、そこに関しては珍しく三郎と考えが一致した。 九州制圧編で明らかになった情報によると、好物はたこ焼きで、嫌いな食べ物は奈良漬け。血液型はAB型。 山本信一(やまもと しんいち) 大阪マッドブルスのリーダー桐山秀樹の用心棒役。通称「ミナミの巨人」。桐山には「信ちゃん」と呼ばれている。外見からはとても想像できないが16歳の高校1年生。身長2メートル5センチ、体重150キロの巨漢で、軽自動車を持ち上げ、豚の突進も止める怪力の持ち主。大阪城で石井と対決。持ち前の怪力で最初は石井を圧倒するも、途中で三郎の叱咤で石井が思わぬ力を発揮したため形勢逆転されるも、石井が自爆したため勝利する。しかし桐山が三郎に負けたため、桐山と同じく三郎の仲間になる。初期の頃こそ凶暴な一面が目立ったものの、基本的には温厚な性格で用心棒の立場上自分からはケンカを仕掛けないが、いざとなった場面では一郎・二郎を彷彿させるほどの怪力を発揮する。「ヴヴゥ゛ー」しか言わない(表向きの理由は「シャイで口下手だから」)。その「ヴヴゥ゛ー」は当初桐山に通じなかったが終盤ではこれで支障なく桐山と会話できるようになった。パソコンが大の得意でメールやチャットだと饒舌であり、まともな言葉を使う。料理が得意。 友也(ともや) 大阪マッドブルス特攻隊長で赤星桃子の元彼。空手の有段者で喧嘩の強さは桐山・山本の次に強く、足蹴りが得意。桃子に一方的に別れを告げられるが納得せず、関が桃子を狙っている事を聞きつけ、ケンカを売るも返り討ちに遭う。その後、大阪城で関と再戦。不意打ちをくらわせて関をボコボコにし足を折るが、関の執念の突っ張りで敗れ去る。上記のように不意打ちをくらわせたり、最初のケンカではお互い真正面から挑んだにも関わらず、「関が不意打ちをくらわせた」と嘘の言い訳をするなど、かなり姑息で卑怯な性格。桐山からもあまり信頼されていない。
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