参議院議長退任後とは? わかりやすく解説

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参議院議長退任後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 08:03 UTC 版)

江田五月」の記事における「参議院議長退任後」の解説

参議院議長退任後、民主党最高顧問倫理委員長に就任した同年9月29日中国建国記念レセプション出席した2011年1月14日改造内閣法務大臣就任し18年ぶりに2度目入閣三権の長である国会議長経験者入閣は、第2次田中角栄改造内閣法務大臣就任した衆議院議長中村梅吉以来、実に38年ぶりの出来事であった同日法相就任時の記者会見において「死刑というのはいろん欠陥抱えた刑罰だ。国民世論世界大きな流れ考え政治家として判断すべきものだ」「もともと人間いつかは命を失う存在だ。そう(執行を)急ぐことはなじゃないかという気はする」などと述べたが[リンク切れ]、同年1月26日インタビューで「欠陥というとちょっと言葉がきつすぎるので訂正したい」と撤回その上で「どんな命も大切にということ世の中になければ、温かい人間社会できないそういう意味で、取り返しつかない死刑にどう向き合うかは本当に悩ましい」と述べた。なお、江田在任中、一度死刑執行署名はしなかった。 法相就任まもない2011年1月18日2009年第45回衆議院議員総選挙掲げたマニフェスト見直し民主党表明したことに関し江田記者会見で「(あのマニフェストは)われわれが政権にいないときに、霞が関(の官僚)が民主党には十分な情報提供しない中で、『心眼で見るとこうじゃないか』ということ作った部分がある」と発言した。またそれに続けて実現するには、いろんな隠れた障害があった。実際に政権担当していろんなことが分かってきている。世の中状況の変化もあり、マニフェストについて一度きっちり点検をし、より成熟させる部分があればそうしていく」と発言したマニフェスト見直し背景として、政権交代前民主党は「天下り斡旋全面禁止して特別会計独立行政法人公益法人仕事徹底的に見直す」「国家公務員の総人件費2割削減」「ひもつき補助金廃止」「衆議院比例代表定数80削減」などの行政改革予算組み換えによって16.8兆円の新し財源生み出すとしていたが、そのあてが外れこのままあのマニフェスト掲げていたのでは2012年度予算組めなくなるという事情があった。そのような状況なされたこの「心眼マニフェスト発言」に対し産経新聞阿比留瑠比は、江田発言を「釈明」とし、「官僚手取り足取り教えてくれないからテキトーにつくったでは、政治主導看板が泣く」「御都合主義ここに極まれり」と批判した大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件反省立って作られ法相諮問機関である「検察の在り方検討会議」は、警察・検察官による被疑者取り調べの可視化録画録音)について「直ち充分な検討を行う場を設け検討開始するべきである」との表現とどめていたが、江田2011年4月8日地検特捜部による被疑者取り調べ時の可視化試行検事総長笠間治雄指示した指示受けた笠間は、録音・録画試行実施した8月8日江田可視化範囲裁判員裁判すべての対象事件拡大するよう指示した2011年6月27日より環境大臣松本龍が同内閣において東日本大震災復興対策担当大臣専任大臣として就任したため、後任環境大臣兼務した。同年9月野田内閣発足に伴い退任民主党最高顧問に再び就任した10月21日行われた参議院憲法審査会会長選挙では22票を獲得したが、23票を獲得した自民党小坂憲次敗れた2013年12月18日から20日戦後補償を考える議員連盟団長として訪韓した。 2016年第24回参議院議員通常選挙には立候補せず、政界引退した

※この「参議院議長退任後」の解説は、「江田五月」の解説の一部です。
「参議院議長退任後」を含む「江田五月」の記事については、「江田五月」の概要を参照ください。

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