北斗孫家拳
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芒 狂雲(ぼう きょううん) 声 - 梁田清之 / 東地宏樹 北斗孫家拳の最強の使い手(伝承者ではない)で、「霊王」(れいおう)を名乗る。耳が良く、百メートル先の囁き声まで聞こえる。許婚であった拳志郎の恋人・玉玲を愛し、紅華会から守るため記憶を奪い、馬賊に託した。 北斗神拳を越えることを目指しており、禁断の奥義「狂神魂」「秘孔変位」を身に付けるため阿片の力を借りた代償に体は崩壊寸前であった。そのため、拳志郎と戦っている最中の紅華会による銃撃を避け損なって被弾してしまう。その後、屋敷に爆弾が投げ込まれた際に拳志郎に抱えられて蘇州江に飛び込んだことで爆死は免れたが、既に体は限界に達していた。 最期は拳志郎に玉玲の生存を告げ、その生涯を閉じる。 シャルル・ド・ギーズ 声 - 楠大典 / 置鮎龍太郎 青幋に協力するユダヤ系フランス人のフランス陸軍情報武官。階級は大佐。上海生まれで、霊王と共に孫家拳を学ぶが「護身術」と言い切り、使用することは滅多になくサーベルを使用する場合が多い。一度だけ「北斗孫家拳を操る人間が銃を使えばどうなるか」と言いながら銃を撃ち、銃弾の軌道を曲げる技を披露している。 妹のソフィー共々ユダヤ系であることから、ヒトラー率いるナチスの迫害を受けた過去があり、ユダヤの人々の楽園を作りたいと願っている。当初は拳志郎や青幇を自らの目的のために利用していたが、その過程で何度か互いに助け合う内に拳志郎を心から信頼するようになり、拳志郎からも朋友と認められる。葉・子英親子をはじめとする青幇の面々からも慕われており、潘光琳とはウマが合っていた。後にエリカをめぐる武装SSとの暗闘の果て、立場上味方のはずで死鳥鬼と呼ばれる流飛燕から「オラァより強くないとエリカは守れない」と戦いを挑まれ、敗れて致命傷を負う。だが、自ら秘孔を突き苦痛が長引くのを代償に命を延ばし、拳志郎に飛燕や希望の目録を持つエリカの存在を伝え、エリカを守ることを託す。最期は、拳志郎と玉玲に見守られながら眠るように絶命した。 アニメ版『REGENESIS』では、飛燕ではなくヤサカに殺されたと思われていたが、実際に手を下したのは天斗聖陰拳のシメオン・ナギットだった。 孫家拳の師父 声 - 沢木郁也 北斗孫家拳伝承者。狂雲やギーズの師。北斗神拳伝承者との戦いを目指す狂雲を制止し拳を封じようとするが「秘孔変位」を会得した狂雲に殺害される。
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北斗孫家拳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 15:31 UTC 版)
孫家を守護するために生み出された拳で闘気を自在に操る「操気術」を基本とする。また、闘気の代わりに狂気を用いることで体内を巡る気脈の流れを変える禁じ手も存在し、純粋な拳術では測れないあらゆる「気」の流れの操作に特化したものとなっている。後述する北斗神拳奥義『天破活殺』も本来は孫家拳の奥義である。 操気掌(そうきしょう) 相手の気を抜き、力を削ぐ。 狂神魂(きょうしんこん) 奥義。経絡を操り、狂気を究極に高める。この際、頭蓋骨が変形し、脳に異常な圧力を与え続けることで凶暴性と狂気を持続させる。 秘孔変位(ひこうへんい) 奥義。気と血流を変えて秘孔の位置を自在に変える。しかし北斗神拳にはこの技を以ってしても変位しない秘孔である「奇穴」の存在が数箇所認知されていた。 狂神魂共々、非常に難度の高い技であり、技の完成の確認のために致命の秘孔を突くことになる。このため、これらの技を会得した芒狂雲は中毒の危険性を承知で阿片による「死の恐怖からの逃避」無くしてはどちらの奥義も実ることはなかったという。
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