分派・派生流派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 23:59 UTC 版)
北斗神拳は一子相伝ということもあり、南斗聖拳のように多数の流派は存在しない。ただし、現在から1800年前、中国の三国時代、魏呉蜀の三皇帝(曹操・孫権・劉備)を守護するため、北斗神拳より分離した「北斗三家」の拳が分派として存在している。それぞれ北斗曹家拳、北斗孫家拳、北斗劉家拳という。なお『北斗の拳』の劇中でケンシロウの使う北斗神拳がウイグル獄長から劉家北斗神拳と呼ばれていたことがあったが、北斗の掟では、時の北斗神拳の伝承者無き時は、劉家門からこれを出すとされている。すなわち、劉家と宗家は三家の中でも密接な関係にあるといえる。 そもそも、北斗神拳の奥義は代々の伝承者が独自に編み出したものであり、系統だった技は見られない。伝承者から伝承者になんらかの技としての奥義が伝えられることはまれであり、「心構え」を伝えるにとどめている。従って、ラオウ・トキ・ジャギ・ケンシロウで使っている技が全く異なり、彼らの拳はそれぞれ「別の北斗神拳流派」といえなくもない。また、技の継承も多少は行っているものの、基本的に自ら技を食らって覚えるという方法を取っている。なお、ケンシロウの技とラオウの技が似ているのはケンシロウにラオウが「実戦形式」で教えたからである。 北斗三家拳北斗孫家拳 北斗曹家拳五叉門党(曹家拳の門弟たちの一派) 北斗劉家拳北斗琉拳 極十字聖拳 魔導琉拳(ゲームのみの設定) 天帝拳(ゲームのみの設定) 北斗無明拳(ゲームのみの設定) 北門の拳(『新・北斗の拳』、『小説 北斗の拳』で登場) サーラが使っていた医術(『新・北斗の拳』、『小説 北斗の拳』で登場)
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