北斗劉家拳
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別名を北斗琉拳という。 劉 宗武(りゅう そうぶ) 声 - 玄田哲章 北斗劉家拳伝承者。ナチスに与しドイツ軍の将校(階級は少尉)となり、強さと争乱を求める。コミックスの帯には「あのラオウを超える暴君現る」と書かれており、外見もラオウに似ている。魏瑞鷹をして、もし宗武と同世代であったら早死にしていたと言わしめるほどの力を持つ。 少年時代、杜天風に父を殺されてから孤児となり各地を浮浪していたが、老齢ながら高い実力を有する玄信と出会う。始めは玄信に勝ちたいという思いから戦いを挑むも、返り討ちにされてばかりいたが、その心を評価した玄信から弟子入りを許され、北斗劉家拳の修行を開始する。修行を進めていく内に師玄信への尊敬の念とは別に、自らの力に溺れついには「勝利さえも飽きた」という境地に達し、中国を飛び出してドイツ軍の将校になった末、争乱を望むあまり平和への道を阻む存在と化してしまった。 拳志郎の力量に接することで「天授の儀」とは一切関係無く、純粋に拳士として拳志郎との戦いを願うようになり、剃髪して覚悟を表した。その姿はかつて宗武の不意を突いて傷を負わせたヤサカをも驚愕させた。 天授の儀が終わった後は、かつての暴君の面影はなくなり、病身の文麗の傍に寄り添っている。 夏 文麗(か ぶんれい) 声 - 岡本麻弥 劉宗武のかつての恋人。宗武を深く愛しており、彼が大罪への道に進む時必死に諌めたが、「女であるから愛す、ならば女を捨てよ」と宗武に乳房を抉り取られる。このことを機に文麗は尼僧となった。大病を患い死が迫る中、拳志郎や宗武と接し宗武の心の変化を目の当たりにする。 今でこそ尼僧姿だが、宗武と初めて会った少女時代はまだ出家しておらず、一見すると普通の少女だった。しかし、この時点ですでに北斗劉家拳をある程度習得していた模様。 宗武との間の子・阿光(アグアン)を死産しており、その遺骨を肌身離さず持ち歩いている。 ジュウケイ 後の北斗琉拳のジュウケイ。日本軍の爆撃で死亡した妹に祈りを捧げてもらうため、飛燕が牧師となった教会に来る。祈りの後、自害しようとするが拳志郎に諭され、飛燕やエリカと共に暮らし始める。 劉 玄信(りゅう げんしん) 北斗劉家拳先代伝承者。劉宗武の先代にあたる。老齢でも養子である宗武を寄せ付けない強さを見せる。若き日の鉄心が「天授の儀」を控えたころ、既に高齢であったものの玄信は鉄心との戦いを望んでいたが、鉄心は高齢の者と戦うことを躊躇い、「天授の儀」は取り止めとなった。そこには鉄心が玄信の娘月英と愛し合い、月英の父との戦いを望まない思いもあった。後にその事実を知った玄信は月英を出家させ、彼女の生んだ鉄心の子を手放させた。 宗武の成人後、年老いるまで後継者を得ることのできなかった我が身の不徳を天に詫びるために、護摩堂で護摩行を行い、その猛火の中に己が身を投じて天に召された。宗武は玄信の遺骨を常に肌身離さず身に付け、拳志郎との「天授の儀」が迫る中で自らも護摩行を行った。
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北斗劉家拳(ほくとりゅうかけん)
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別名を北斗琉拳という。北斗神拳に伝承者が出ないとき、劉家拳から出すことが掟である。使い手は劉宗武、夏文麗。先代伝承者は劉玄信。北斗神拳に伝承者が出た時は、この伝承者と劉家拳の伝承者が「天授の儀」と呼ばれる戦いを行い、これに勝つことで初めて正式に北斗神拳の伝承者となる。
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北斗劉家拳
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劉家を守護するために生み出された拳で圧倒的な「闘気」で場を支配することに長ける。孫家拳との違いは純粋な闘気の「操作」とは異なり、相手を膨大な闘気で飲み込み、主観的な間合いの誤認や行動の阻害によって相手の行動そのものを誘導し、劉家拳の使い手が先んずることにある。後の北斗琉拳。 技については北斗琉拳#技を参照。
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北斗劉家拳
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『蒼天の拳』に登場する、北斗琉拳の原型となる拳法。三国時代の中国における蜀を治める劉家(劉備とその一族)を守護すべく、北斗神拳の伝承者候補を配したのが始まり。魏の「北斗曹家拳」、呉の「北斗孫家拳」と並び、「北斗三家拳」の一つとされる。 祥地は修羅の国にある羅聖殿。この時代、北斗神拳の伝承者は北斗劉家拳より輩出され本流となったが、正統伝承者が日本に移ってからは分派となり、時代を経るうちに劉家拳の「劉」と輝く玉を意味する「琉」をかけて「北斗琉拳」という別名が生まれたとされる。 北斗神拳を「本家」とするならば、「元祖」となる拳であり、北斗神拳に伝承者が出ない時は代わりに北斗琉拳から伝承者を出し、逆に伝承者が出た時は伝承者同士で戦う「天授の儀」を行うという掟がある。この天授の儀で北斗神拳の伝承者に勝てば、正式に伝承者として認められる。しかし常に北斗神拳の伝承者に敗北を重ねていたためか、いつしか北斗神拳の影に隠れ、魔道の拳として伝えられた。 なお、『北斗の拳』の北斗琉拳では経絡秘孔を「経絡破孔」と言っていたが、『蒼天の拳』では経絡秘孔と呼称している。 北斗劉家拳の使い手 劉玄信 魏瑞鷹(極十字聖拳を創始) 泰峰 劉宗武 夏文麗 北斗劉家拳の技 北斗鎧破掌 劉宗武が拳志郎との戦いで使用。渾身の闘気を放ち、ダメージを与える。
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