北門の拳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 15:31 UTC 版)
名前の由来は仏教の「四門出遊」の北門から。『北斗の拳』の約400年前に伝承者争いに敗れた者が今一度自身の拳を見つめ直すために開いた修行の拳でその拳の大部分は北斗神拳に用いられている経絡秘孔の技術に基く。故に使用する技も北斗神拳に準ずるが、最大の特徴として強敵に対応するものではなく己自身に問いかけることを重要視しているため、対人戦闘は戦乱を生み出す力として拠点寺院内に封じられている「各国からの廃棄兵器」を狙う者・「北門」から逃亡・脱落しようとする者への誅罰を除き禁じられている。核戦争後以前より、各国の兵器の実験場兼廃棄場所であった「クリフランド」地域を拠点としており、そこに住まう『北門の拳』を学ぶ者たちは「クリフランダー」と呼称される。 北斗天帰拳(ほくとてんきけん) 北門の拳奥義。最初に天帰掌の構えをとり、そこから天衣無縫に変化した様々な構えにより繰り出される体術の総称。 しかしあくまで「修練の拳」であるため、致命の行動としては北斗神拳に劣るという感想をケンシロウは作中で抱いている。 閉血愁(へいけっしゅう) 本来は不治の病に苦しむものに対し、抱いている苦痛を和らげつつ徐々に心臓の機能を停止させる「有情拳」に通じる慈悲の拳のための秘孔。
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