北斗宗家の秘拳
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北斗宗家の秘拳
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北斗宗家に伝わる拳法。詳細は不明だが、北斗神拳を含む北斗の名を冠する拳全ての源流に位置する。極められた拳であるがゆえに受身の技も極められ、受身の技を極めた者に対しては有効な攻撃力を持たない。また、劇中で受身の技を伝授されたケンシロウがカイオウの技を無効化したのを見る限り、少なくとも北斗琉拳の技を無効化することが可能である。 使い手かどうか不明だが、北斗宗家を守護する高僧達が闘気らしきものを放って狼を倒す場面がある。この技は北斗神拳の使い手であるケンシロウの天破活殺、ラオウの北斗剛掌波や天将奔烈に通じる部分があり、闘気を扱う面については宗家の拳がルーツとみられる。 宗家の拳は暗殺拳としては無力化したものの拳法としては秀逸であり、ゆえに秘拳以外の技は広く伝播し、中国で発展していくあらゆる拳法の基礎となったという。南斗聖拳のルーツもここにあったと言われている。 擾摩光掌 ヒョウが使った技。手を闘気で纏い、強烈な突きを食らわせて切り裂く。ヒョウをそれまで圧倒していたケンシロウが、避けきれず大きなダメージを食らったほどの技。 万手魔音拳 ヒョウがケンシロウに対して使ったが、両者の相打ちを拒んだシャチがヒョウの胸を貫いたため、放ちきることはなかった。名前の通り、圧倒的な数の突きと打撃を高速で加える技とみられる。 ゲーム『真・北斗無双』では突きを連打する技で、ヒョウはこの技を放つ際に弟のケンシロウが北斗百裂拳を放つ時と同じく「あたたたたた!」と怪鳥音を発している。 遊昇凄舞 黒夜叉がヒョウの暗琉天破を破るために使った。北斗宗家の秘拳であり、敵の周りを乱れ飛び、行動を読ませない体術(2006年 双葉社刊『北斗の拳 奥義秘伝書』「拳法大辞典」より)。 凄妙弾烈 カイオウが誰に教わることなく体得した必殺の拳。独特の構えを取ってから、強烈な連撃を叩き込む。また、2度目に使った際は直前に暗琉天破を放ってケンシロウを回避不可能な状態にしてから使っている。宗家の秘拳のひとつで、漢王朝末期に受け技が極められており、受け技を伝授されたケンシロウにはまるで通用しなかった。 この構えは泰聖殿の女人像の構えと同一であり、ケンシロウはこれとカイオウの額の北斗七星のアザを見たことで、彼がリュウオウの子孫であると見抜いた。 ゲーム『真・北斗無双』の伝説編では原作通りに構えを取ってから放っているが、幻闘編カイオウの章でカイオウをプレイヤーキャラクターとして用いる場合、構えを取らずに技を放つ。また、技自体は拳を連打してから蹴り飛ばすものになっている。 闘気断葬 アニメ版最終回でケンシロウがカイオウの暗琉襲撃破に対して使った技。相手の闘気を正面から受け止めた後で北斗七星の形に構えを取り、相手の闘気を消し去る。
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