初代 GG/GY系とは? わかりやすく解説

初代 GG/GY系(2002年 - 2008年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 14:23 UTC 版)

マツダ・アテンザ」の記事における「初代 GG/GY系(2002年 - 2008年)」の解説

2002年5月20日販売開始マツダにとってはトリビュート販売され2000年平成12年10月以来1年半ぶりの自社新型車である。また、この系統で「カペラ」の名称を使用しないのは1994年クロノス6代目カペラ置き換えられる以来8年ぶりである。ボディタイプは「スポーツ」と称するハッチバックセダンステーションワゴン3種類。プラットフォームは、マツダGGプラットフォームセダンスポーツ)およびマツダGYプラットフォームスポーツワゴン)を採用。「ボルト以外は全て一新」とPRされた様に「MZRエンジン」を含め全てマツダ主導による新開発であり、以降フォードミドルクラス車(フュージョンなど)の基本プラットフォーム「CD3プラットフォーム」のベースとして採用される渾身の力作となった発売当時RX-7ロードスターに次ぐ新たな5ドアスポーツカーというキャッチコピーであったヨーロッパ市場との関係などで全幅が1,780mmあり、エンジン排気量かかわらず全車3ナンバーとなる。ただし、日本の道路事情考慮してドアミラー含めた車幅他社クラス車種標準的な車幅(1,750mm前後)のものと同等か、それ以下数値抑えて作られている。 エンジンは、フォードグループの新し基本エンジンとなる、マツダ新開発機種「MZRエンジン」が搭載され直列4気筒DOHCのLF-DE型2.0L、同L3-VE型2.3Lがある。欧州仕様車にはRF-CDT型コモンレール2.0Lディーゼル・ターボ搭載される(こちらは6速マニュアル車のみ)。日本仕様にはAJV6設定はない。 「マツダスピード アテンザ」には、新開発L3-VDT型2.3L直噴ガソリンターボエンジン「MZR 2.3 DISI TURBO」、電子制御アクティブトルクコントロールカップリング4WDシステム搭載マツダ・アテンザフラッグシップ存在として、アメリカ欧州日本中心としたアジア地域アピールする狙いがある。 駆動方式前輪駆動のほか、四輪駆動がある(スポーツワゴンMPSアテンザ)。 発売当初トランスミッション4速AT(グレードにより、アクティブマチック付、アクティブマチックなし)のほか、スポーツ5ドア)、スポーツワゴン2.3Lの前輪駆動車MTが、スポーツワゴン四輪駆動5速ATが採用されていたが、2005年6月マイナーチェンジ時から、2.0Lと2.3LのATすべてにアクティブマチック5速AT、MT6速MTとなったその際、主にフロント外装デザインの変更内装質感向上、エンジンダイレクトイグニッション化、電子制御スロットル化など、ボディ剛性走行性能さらなる向上が図られた。 全車防府工場山口県防府市)で製造されている。 当車両から採用されマツダのブランドフレーズ「Zoom-Zoom」は現在までも採用されている。 マツダ得意分野である「走る楽しさ」を具体化しデザイン走行性能力を入れ自動車評論家自動車ファンの評価高く日本では2002年RJCカー・オブ・ザ・イヤーなどの受賞始め2008年まで世界中で132の賞を受賞した。なお初アテンザ世界販売台数132となっている。 また、スポーツモデルの23Z(セダン除く)発売記念としてリュック・ベッソン監督が手がけた、ショートムービーRUSH」(ラッシュ)もネット上で公開された。 2006年ドイツ自動車顧客満足度CSI調査で、アテンザは最も高い861ポイントスコア獲得した東京都内では個人タクシーが、また宮城県警察静岡県警察でも、パトカーとしてどちらも4ドアセダン導入している。 車内 アテンザスポーツワゴンリアマツダ6ハッチバックリアマツダ6セダンリア

※この「初代 GG/GY系(2002年 - 2008年)」の解説は、「マツダ・アテンザ」の解説の一部です。
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