初代 GH系(2010年-2012年)
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「スバル・XV」の記事における「初代 GH系(2010年-2012年)」の解説
2010年(平成22年)3月の第80回ジュネーブ国際モーターショーで世界初公開された。当初、日本市場への導入時期については明確にされていなかったが、同年6月24日、インプレッサシリーズの一部改良と同時に発売された。XV単独の日本国内での月販目標は200台。 インプレッサの5ドアハッチバックがベース。専用のめっきフロントグリル&バンパー、サイドクラッディング(英語版)、ルーフレール、ルーフスポイラーを装備し、車内には茶色を強調色に使用している。 日本国内向けのグレードは1.5iと2.0iで、ベースモデル同様それぞれにFFとAWDを設定。リヤスタビライザーの追加とダンパーの減衰力を上げることで、高いロール剛性によるスポーティな走りを実現している。ある種「グラベルEX」の再来ともいえる。専用サスペンションを採用しているにもかかわらず、ロードクリアランスがベースモデルと同じなのは「使い勝手を最優先し、車高をあまり上げないほうが都合が良いと判断したから」である(全高はルーフレールがあるため高くなっている)。 海外仕様のグレードはDOHC自然吸気(NA)エンジンを搭載する2.0Rと、欧州向けのボクサーディーゼル搭載の2.0Dの2種類となっている。車高については地域により異なっており、欧州地域では日本と同じく標準車高だが、中国・ロシア・豪州・一般地域向けにはタイヤサイズの変更とサスペンションの変更によって車高を50 mm上げている。これは、新興市場での悪路走破性という付加価値の提供を目指したものである。 2012年(平成24年)1月、生産終了。同年9月、SUBARU XVへと改称してフルモデルチェンジ(後述)。
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