初代 GC/GF系とは? わかりやすく解説

初代 GC/GF系(1992年 - 2000年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 02:22 UTC 版)

スバル・インプレッサ」の記事における「初代 GC/GF系(1992年 - 2000年)」の解説

パッケージングCセグメント4ドアセダン、5ドアハッチバックおよび2ドアクーペであるが、ハッチバックステーションワゴンとしての使い勝手盛り込んだ上で新たにスポーツワゴン」として訴求した。セダンレオーネ廉価モデルであるセダン1600マイアマイアII)の後継車兼ねる。 また、年次改良特別仕様車積極的な投入により、日本小型車としては異例8年という長期に渡るモデルサイクルを通じて、高い商品力維持したレガシィRS代わり世界ラリー選手権 (WRC) 参戦車両として高性能与えられモデルには「WRX」の名が冠された。エンジンレガシィRS搭載されていたEJ20型・DOHCターボ (240 PS) がシリンダーヘッド周り一新し搭載された。 ボディ・デザインスバル内部よるものである。「フローイングライン」と名付けられなめらかなシルエットなど、ほぼすべての角が丸められ柔らかなイメージ特徴としている。 車体シャシ)は、初代レガシィ基準開発され全長200 mmホイールベース60 mm狭められ全高10 mmかさ上げしている。ホワイトボディ英語版)で175 kgと、初代レガシィ200 kg対し25 kg軽量化車両重量では80 kg軽量化実現している。 トランスミッションは、NA車用として5速MTE-4速ATが用意されターボ車用は、5速MTがノーマルレシオとクロースレシオ、それにE-4速AT、VTD-AWDトランスミッション用意された。 「WRX type RA STi」、「WRX type R STi」には、ドライバーズコントロールセンターデフDCCD)が機械式リアLSDとの組み合わせ用意された。DCCDとはシフトレバー脇に設置されダイヤル前後輪のトルク配分任意調節できる機構である。作動原理は、電磁式クラッチ応用したのである合わせて後輪デフがR180に拡大され機械式LSDが組み込まれるまた、後輪ドライブシャフト径とパーキングブレーキドラム径も拡大されている。 サスペンションは、前方L型ロアアームのストラット式後方が2本のラテラルリンク(パラレルリンク)とトレーリングリンク組み合わせたパラレルリンクストラット式で、初代レガシィと共通である。セダンWRX」のMT車にはバネ下重量軽減のため、アルミ合金鍛造フロントロアアームを新たに採用している。 ブレーキは、ベンチレーテッドディスクブレーキが前輪全車標準装備されており、「WRX」では後輪にも装備されている。また、D年改以降の「STiバージョン」にはフロント対向4ポットキャリパーと16インチ対応ディスクロータ、E年改以降の「WRX type RA STi」、「WRX type R STi」にはさらにリヤ対向2ポットキャリパーと15インチ対応ディスクロータが採用された。 エンジンは、全グレード水平対向4気筒EJ」型を採用している。細かく区別する4種類存在する詳細下記参照。 EJ20G 初代レガシィRS (BC5) から引き継いだエンジン。 EJ18 「EJ20」のシリンダーライナー変更によりボア4.1 mm縮小したエンジン。 EJ16E 「EJ18E」のストロークを9.2 mm縮めたエンジン。 EJ15E 「EJ16E」のシリンダーライナー変更によりボアを2.9 mm縮小したエンジン。 なお、同型生産終了以降平成24年2012年3月28日発売されBRZに至るまでの間スバル2ドアクーペラインナップされなかった。

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