伝統主義とは? わかりやすく解説

でんとう‐しゅぎ【伝統主義】

読み方:でんとうしゅぎ

伝統重んじる態度立場

啓蒙(けいもう)主義への反動として、19世紀初頭フランス現れカトリック立場真理正しく受け継がれ宗教的伝統中においてのみ発見される主張代表者はボナール・メストルなど。


伝統

(伝統主義 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/28 23:57 UTC 版)

伝統(でんとう)は、信仰風習制度思想学問芸術などの様々な分野において、古くからの仕来り・様式傾向血筋、などの有形無形の系統を受け伝えることをいう。


  1. ^ 日本国語大辞典、小学館、2005年。
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  5. ^ a b c 創られちゃう伝統――「夫婦別姓」最高裁判決を受けて生じる無邪気な言説(松谷創一郎) - エキスパート”. Yahoo!ニュース. 2024年3月30日閲覧。
  6. ^ a b c d e 特集ワイド:「家庭教育支援法」成立目指す自民 「伝統的家族」なる幻想 家族の絆弱まり、家庭の教育力低下--!?”. 毎日新聞. 2021年8月17日閲覧。
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「伝統」の続きの解説一覧

伝統主義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/07 01:30 UTC 版)

儀礼」の記事における「伝統主義」の解説

儀礼伝統訴え傾向をもち、一般的に歴史的な先例正確に繰り返そうとすることが多い。伝統主義が形式主義異なっているのは、前者においては歴史的なものに訴えかけながらも形式的ではない場合もあるという点である。この例として挙げられるのは、アメリカ感謝祭夕食である。これは形式的フォーマル)でない場合もあるが、かつての清教徒入植地におけるイベントに(すくなくとも名目上基づいたものとされている。歴史家のエリック・ホブスボームとテレンス・レインジャーによればこうしたものの多くは「つくられ伝統」なのだという。「つくられ伝統」のよく知られた例としては、イギリス王室儀礼がある。これは俗に千年伝統」をもつといわれているが、実際に部分的に中世遡り得る要素見られるものの、全体として19世紀形成されたものである。つまり、こうした儀礼においては正確な歴史的伝承よりも「歴史訴えかけること」自体のほうが重視されているのである

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伝統主義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 15:31 UTC 版)

スティーブン・バノン」の記事における「伝統主義」の解説

バノン20世紀初頭のフランスエゾテリスム思想家ルネ・ゲノン傾倒しており、伝統主義を信奉している。彼は、西洋没落した現代間違っており、もっと古い時代伝統に戻るべきだと考えているとされる具体的には、1314年テンプル騎士団壊滅と、1648年ウェストファリア条約西洋精神的な没落の始りだと考えているという。そして「ヨーロッパ日本、そしてアメリカにいたる世界中で伝統への回帰先取りする動きとして、国粋主義者台頭がある」と彼は考えているという。

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