亀仙人の技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 07:47 UTC 版)
ジャッキー・チュン変装時にのみ繰り出した技も含む。読心や催眠などの特殊な技をいくつも習得している。 MAXパワー 体中の筋肉を活性化させて膨らませ、筋肉隆々の姿で巨大化する。フライパン山の鎮火時やジャッキー・チュンに変装しているときにも使用し、『ドラゴンボール 最強への道』ではレッドリボン軍の集団を一掃するために使用している。かめはめ波を伴うことが極めて多く、ここで示した例もすべてそうである。 かめはめ波(かめはめは) 亀仙人自ら、50年の月日を経て生み出した大技。よって彼の場合「元祖」とつく場合がある。体内の潜在エネルギーを両掌に集め、一気に放出させる。フライパン山の火を消す際に使用したのが最初の登場。前述の「MAXパワー」で使用した場合、「かめはめ波最大出力(かめはめはマックスパワー)」と呼ばれる。地上から放っても月を破壊するだけの威力を持つ。 鳥山明は作中で一番印象に残っているかめはめ波として、最初に亀仙人が使用したものを挙げている。 残像拳(ざんぞうけん) 素早い動きで残像を残し、相手に自分の位置を誤認させる技。相手が残像に攻撃を加えるよう誘導し、その際に相手の隙をつき攻撃を加える。複数の残像を作り出した場合は「多重残像拳」と呼び、修行を積めば積むほどスピードと残像の数を増やすことが可能。 酔拳(すいけん) 酒に酔ったふりをし、その動きの中で相手にじわじわダメージを与える技。動きが読みにくく、相手はフラフラと技をかわされ、逆にやられてしまう。第21回天下一武道会で悟空に使用。劇中では披露していないが、弟子の孫悟飯もこの技を得意としていたことが悟空の台詞で判明している。 よいこ眠眠拳(よいこみんみんけん) 歌と動きで相手を眠らせる技。両手を相手の前でふらつかせ眼力とスローモーションな動きで眠らせる催眠術で、かけられた相手は気持ちの良い技。術をかけた本人が合図すれば目が覚める。第21回天下一武道会で悟空に使用。試合の盛り上がりを心配した審判からは「なさけない技」と批判され、そのまま10カウントで勝利するかと思われたが、ブルマの「孫くんご飯の時間よー!!」という呼び声で悟空が飛び起き、あっさり破られてしまった。 『ドラゴンボール超』の「宇宙サバイバル編」では、力の大会にて第4宇宙の戦士ガノスに対しこの技を用いたが、ガノスが自らに攻撃を加えることで眠気を振り払われた。 萬國驚天掌(ばんこくびっくりしょう) 体内に流れる微量な電流を互いに合わせた手の平に集中させ、腕を突き出すと共に放射する。被弾した相手は空中に浮遊させられることによって四肢の自由を奪われ、やがては感電死してしまうという、非常に危険な技。電撃のような効果をもたらす一種の電気なので、砂鉄が手に付くことがある。相手の動きを封じるが、自分自身も動きを止めている間は何もできない。 原作では第21回天下一武道会で悟空に使用したのが作中初披露であったが、それ以前には弟子の孫悟飯に使用したと発言しており、悟空ほど耐えられなかったという。悟空が「降参だ!」と言いかかった際に満月を見てしまい大猿化したため、電撃は弾き飛ばされる。 『ドラゴンボール超』の「宇宙サバイバル編」では力の大会の本番前に修行の一環としてカリン塔を訪れた際、ヤジロベーを相手に使用しており、力の大会ではこの技で第3宇宙の戦士ザ・プリーチョの体の自由を奪い、その隙を天津飯が新気功砲で場外に撃ち飛ばすという連携をみせた。 金縛りの術 眉間のツボを突き、相手の動きの一切を封じる技。第22回天下一武道会で使用。 催眠術 相手を催眠状態に陥らせて暗示をかける技。上述の金縛りの術で身動きを封じた男狼に使用し、クリリンのハゲ頭を月であると誤認させて人間の姿に変身させた。第22回天下一武道会で使用。 魔封波(まふうば) 元は亀仙人と鶴仙人の師匠である武泰斗が修行の旅に出で編み出した技。気を奔流状に操作して展開することで相手の体の自由を奪い、「大魔王封じ」と書かれたお札が貼られた蓋付きの容器(電子ジャーや小瓶や壺など)の中に封印する特殊な技。身体への負担は激しく、使用すると命に関わる場合もある。また、見切られると技を返される危険性もあり、逆に自分が封印されてしまう。 武泰斗はピッコロ大魔王戦、亀仙人はピッコロ大魔王戦と力の大会にて使用。武泰斗はピッコロ封印と引き換えに命を落とした。亀仙人はピッコロ大魔王戦で使用した時は封印失敗という結果で命を落としたが、力の大会にて使用した時は、体力を著しく消耗したものの死には至らなかった。神様もピッコロ(マジュニア)に使用したが、魔封波がえしで自分が封印されてしまった。 『ドラゴンボール超』の「“未来”トランクス編」では、不死身の肉体を持つザマスを討伐するため、ピッコロの提案から魔封波を習得したいと訪れた悟空に、この技の危険性も前置きしたうえで伝授し、「宇宙サバイバル編」では力の大会にて第4宇宙の札術使いダーコリと第6宇宙のフロストとマゲッタといった単純な戦闘力では格上の戦士たちに対して使用。ダーコリには成功し勝利したが、フロストにも放つも封印失敗、続けてマゲッタに対して放った際には、フロストによる魔封波がえしでベジータを封印するのに技を利用されてしまった。 心を読む 相手の心の中に自分の意思を飛ばし、記憶を読む超能力。ナムに対して使用。
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